ホーム お役立ちコラム 【災害対策】防災ポスターやチラシで緊急時にも冷静な対処を促そう!
公開日:2019.08.01
【災害対策】防災ポスターやチラシで
緊急時にも冷静な対処を促そう!
防災ポスターやチラシは、災害への意識付けとして有効な方法です。
防災ポスターやチラシを目につきやすい場所に貼っておくことで、日ごろから災害対策に関する情報を発信することができますし、初心者でもポイントを押さえれば簡単に作成可能なため、導入しやすいところもメリットの1つ。
今回は伝わりやすいポスター・チラシの作成手順やポイントをご紹介します。
災害対策用の防災ポスターとは
防災ポスターは、見るものに災害対策への意識を常に持たせ、いざというときに役立つよう掲示されるものです。いつ起きるか分からない地震や火事、津波などの災害時に、冷静な行動を促すことができる非常に重要なツールといえます。
防災ポスターやチラシを作成する4つのコツ
絵が得意かどうか、センスがあるかないかは関係ありません。伝わりやすいポスターやチラシ作成のポイント4つをご紹介します。
ポイント1:まずは何を伝えたいのかを明確にする
1枚のポスターやチラシに掲載できる情報量は限られています。あれもこれもと伝えたいことを盛り込みすぎると、かえって分かりづらくなってしまい、結果として何も伝えられない可能性があります。
例えば、地震対策として「慌てない」「荷物は置いていく」「非常食を常備する」「高いところへ逃げる(津波対策)」など、防災ポスターやチラシで伝えたいことはたくさんあります。どれも大事ことですが、一番伝えたいことは何かを明確にし、キーワードを絞ることが重要です。
ポイント2:メインの絵が3分の1を占めるような構図を作成
ポスターやチラシは、基本的に「メインの絵」「2番目に見せたい絵」「文字」の3つで構成されています。場合によっては2番目に見せたい絵がなくても構いません。
この際一番重要なメインの絵が、構図の3分の1を占めるように作成します。例えば、キーワードが「津波対策」なら、メインの絵は山や高いビルの絵、2番目に見せたい絵は津波の絵などが良いでしょう。その後文字を見やすい場所に配置します。
ポイント3:文字は実用的な防災知識が手に入るもの
伝えたいことはあるけれど、どんな文字を書けば良いか分からない。そんな時は、実用的な防災知識が手に入る文章を書きましょう。
例えば、地震対策なら「焦らず・走らず・落ち着いて」、津波への意識付けなら「地震!高い場所へ逃げろ!」など、簡潔で伝わりやすい文字が最適です。
ポイント4:色使いは濃くハッキリと
構図や記載する文字などの材料がそろったら、それを見やすい色使いで表現します。ポイントは以下の2つです。
背景は文字と反対色にする
反対色にすることで、伝えたい文字が目立ちます。
濃くハッキリと描く
濃くハッキリと描くことで、遠くから見てもしっかり伝わります。防災ポスターの制作中は、離れた場所から眺めて色味をチェックしましょう。
防災ポスターやチラシを印刷する
ポスターやチラシは、紙や印刷の方法にこだわると、より見やすく伝わりやすいものを作成することができます。
オンデマンド印刷でポスターやチラシを作成する場合は、用紙や印刷法にこだわって作ることも可能です。例えば、光が強い場所に貼る場合はツヤのない印刷、写真の場合は光沢紙、グラフィックは半光沢など、さまざまな印刷方法を選択できます。ポスターやチラシを貼るシーンやデザインによって、最適な印刷方法を選びましょう。
また、ポスターやチラシは長い間貼っていると次第に色あせてしまいますが、印刷会社によっては耐光性の高い顔料を使用しています。
おわりに
災害対策に関するポスターやチラシについて紹介しました。今回解説したポイントに沿って作れば、誰でも簡単に伝わりやすいポスターを作成することができます。
印刷会社によっては、A1サイズ1枚から発注でき、サイズも自由に選べて、最短1時間で受け取り可能です。いつ起こるか分からない災害に備えて、日ごろから目にすることができる防災ポスターを、まずは1枚気軽に作成してみてはいかがでしょうか。
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