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ホーム お役立ちコラム 見やすいIR資料とは?作成担当者のための資料作成・デザインのポイント(事例紹介もあり)

公開日:2022.02.14

見やすいIR資料とは?作成担当者のための資料
作成・デザインのポイント(事例紹介もあり)

  • デザイン制作

見やすいIR資料とは?

ある日突然、IR資料などの資料作成を担当することになった!また、これまでの資料よりもより高いクオリティの資料を作らなきゃならなくなった!

このページに辿り着いた方はおそらくそんなお悩みをお持ちなのではないでしょうか?

今回はそんなIR資料を作る担当者に向けた資料作成のコツを解説いたします。

デザインのポイントから資料デザイン作成代行サービスのメリットなども解説していきますので、これからIR資料の作成に取り掛かる方は参考にしていただけると幸いです。

 

見やすいIR資料とは?

見やすいIR資料とは

 

見やすいデザインは内容にも影響する

どんな資料であっても誰かに対しスライドなどを見せながら解説をする場合、デザインのクオリティは内容に匹敵するくらい重要な要素となります。

裏を返せば、とてもいい内容であっても伝わりにくいデザインであれば、結果に影響するといっても過言ではありません。

 

ましてや、投資家や株主を対象とするIR資料となれば、見る側の目が肥えている可能性も高くなるため、企業イメージにかかわる可能性も考えられます。

デザインの基本とは

一般的に資料などのデザインをする場合、以下のようなポイントに注意する必要があります。

◯表紙

・初見での印象を与えられるか

・ブランドイメージにあっているか

◯カラー

・配色は最小限に抑える

・目立たせる箇所・目立たせない箇所への配色

◯レイアウト

・1スライドに1テーマ

・パーツの配置に気をつける

◯フォント

・読みやすいフォント

・太字や赤字をつかうポイントを考える

◯表

・強調箇所、合計科目は背景色や太字を使い明確化する

・縦線は排除する

◯グラフ

・目立たせるグラフの配色に気をつける

・吹き出しや補助線などを活用する

◯画像素材

・テキストと対比させ画像の配置をする

・飽きられない画像配置に気をつける

 

それぞれの項目に対して、基本となるポイントとなる部分をご紹介しましたが、これらはほんの一部です。

見やすい資料を作る際は、これだけの要素に気をつけて作成する必要があります。

 

IR資料デザイン作成代行サービスを利用する

IR資料デザイン作成代行サービスを利用する

社内での資料作成コストをもう一度検討する

ここまで資料デザインのポイントについて解説いたしましたが、ここで一旦はじめに立ち帰り、本当に社内で作成をしたほうがいいかどうかを検討してみてください。

 

自身やチームとして、資料作成にどれだけ人や時間をかけることができるか?また、それがどのくらいのクオリティの資料を作成できるか?などと考えた場合、かえってさまざまなコストがかかってしまうということもよくある話です。

担当者が資料作成だけを担当しているという場合はかなりレアなケースで、ほとんどが何かしらの業務と兼ねているため、夜な夜な資料作成をしなけば、、、なんてことも。

 

「業務が立て込んでいて資料をつくる時間がとれない」「時間をかけて作ってもいつもクオリティの低い資料になる・・」こんな課題を解決!プロのデザイナーが「より伝わる」資料を制作

 

 

IR資料デザイン代行サービスを利用する

これまで解説してきたように、「デザイン作成にノウハウがない」「資料作成にかける時間がない」などという場合、IR資料のデザイン作成を代行してくれるサービスを検討することをおすすめします。

 

IR資料だけならず、パワーポイントなどのスライド資料をはじめとして、営業資料・研修資料、各種提案書、マニュアル作成など幅広く資料デザインを作成してくれるサービスです。

資料内容などを伝えるだけで、資料デザイン作成のプロがより伝わりやすい資料を作成してくれます。

 

下記の画像のように、既存のデザインやイメージなどを伝えるだけで、上記で解説したようなデザインのポイントをおさえたうえで、資料作成をしてくれるサービスです。

デザイン代行サービスを利用する前と後

 

資料作成サービスのメリットは?

資料作成サービスを利用することで得られる代表的なメリットは以下の2点です。

 ・高いクオリティの資料が作成できる

 ・資料作成担当者の負担軽減

これまで何度も説明しているように、良いデザインの作成には知識やノウハウが必要です。

何パターンもの資料作成をしてきた経験がある方であれば話は別ですが、専門作業ともいえますので、そのような方は少ないはずです。

 

また、作成担当者の負担軽減という点では、単純にサービスを使えば楽できるということではなく、デザインを任せることで資料の内容など細部に注力ができるという点が大きなポイントです。

コアとなる業務が他にある方などにとっても、とても大きなメリットとなるでしょう。

 

1スライド11,000円から!kinkosのパワーポイントデザインサービス

 

デザインや内容の参考にすべきIR資料をご紹介

参考にしたいおすすめIR資料

ここで参考にしたい6社の公開しているIR資料をご紹介いたします。

各社ブランディングのイメージなど含めデザイン性はそれぞれですが、どれも参考にしたいポイントがたくさん盛り込まれています。

お手本になる資料として、デザイン代行などのサービスを利用する場合であっても、「ここの会社のこのようなデザインを取り入れてもらいたい」などと情報の共有としても参考にしてみてください。

 

□サイバーエージェント

基本に忠実なお手本にしたいデザイン

サイバーエージェントIR資料

シンプルな白い背景を基本に、伝えたい内容に応じてさまざまなグラフを活用するなど、デザインの基本をしっかりおさえている印象があります。

出典:https://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/l3Fa/Q7C3/xS2I.pdf?_ga=2.198284331.527766867.1642578203-1227025605.1642578203

 

□base

白と黒をベースにシンプルなデザイン

BASEのIR資料

ぱっとみた瞬間にとてもシンプルなデザインであることがわかります。

装飾や文字の配色など必要最小限におさえられていることで、「このスライドで伝えたいことはここ!」というのはひと目でわかりますね。

出典:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08546/c71c9f2e/e991/4ee3/92d1/4157761e3fd2/140120211104424617.pdf

 

□メルカリ

効果的なイラスト・画像

メルカリのIR資料

文章とイラストや画像をテンポよく配置し、みている人を飽きさせないような印象をうけます。

イラストや画像が効果的に使われていることから、内容もよりわかりやすくなる効果が得られているように感じますね。

出典:https://pdf.irpocket.com/C4385/l3Fa/GZJ5/S8zq.pdf

 

□リクルート

「質実剛健」内容重視デザイン

リクルートのIR資料

今回取り上げた資料の中では唯一の縦型になっています。

また、イラスト、画像、グラフは一切使用しておらず、より詳細なデータを中心に解説しています。

誤魔化しの効かない内容重視の資料は、より細かなことまで知りたい株主、投資家にとっては安心できる資料になるとも言えるでしょう。

出典:https://recruit-holdings.com/ja/ir/library/upload/report_202203Q2_sr_jp.pdf

 

□freee

カラー統一を最大限に活用したデザイン

freeeのIR資料

資料をみてまず思うことが、基本的にすべてのカラーが企業のロゴカラーである青と白に統一されている点です。

さまざまな表やグラフを使用していますが、カラーを統一している効果もありごちゃごちゃした印象を受けずシンプルにまとまっている印象を受けます。

出典:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08692/330086ca/ca2e/48ce/a618/7936926a5dff/20210813130156762s.pdf

 

□ZOZO

これぞ企業ブランディング

zozoのIR資料

表紙からすでに、ZOZOらしいなと思える遊びがある資料ですね。

おそらく社員の方であろうイラストが要所要所に盛り込まれており、データやグラフでは伝わることのない会社の雰囲気すら伝わってくる気がします。

色々な人が見ることを考えると、リクルート活動などの印象アップも見込めそうですね。

出典:https://d31ex0fa3i203z.cloudfront.net/wp/ja/wp-content/uploads/2020/10/20201029_FY2020_2Q_J_p.pdf

 

 

まとめ

良いデザインのIR資料をつくるコツは

ここまで解説したように、デザイン性の高い資料をつくることは簡単なことではありません。

上記で紹介したように良いデザインを参考に自身の資料に取り入れていきながら、時間に余裕がある方であれば、徐々にブラッシュアップをしていくことが良い資料への近道になるでしょう。

とはいえ、色々な業務の合間で時間のない中取り組む方がおおいと思いますので、資料デザインサービスなどを利用して、デザインはプロに任せて内容の作成に注力するなど、より良い資料が作れる方法を選択していきたいですね。

 

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