ホーム お役立ちコラム 店舗で出来る節分飾りのディスプレイ作成・装飾のコツを学ぼう
公開日:2022.12.16
店舗で出来る節分飾りのディスプレイ作成・装飾のコツを学ぼう
2月の行事といえば節分があります。お客様が来店するような店舗を運営・勤務している方は節分用のディスプレイや店舗装飾に悩んだことは無いでしょうか?
今回はそんな方へ向けてお店でできる節分用ディスプレイのコツを解説いたします。店舗の飾りつけにお悩みの方は参考にしていただけると幸いです。
節分の基本事項をおさえよう
早速ディスプレイのコツへといきたい所ですが、まずは節分の基本情報を頭に入れておきましょう。なんとなくの習慣となっている場合は、意味や由来などを再確認してみる良い機会だと思いますので、簡単に解説させていただきます。
節分の日はいつ?
まず、節分は必ず2月3日だと思っていませんか?
実は、必ず毎年2月3日が節分の日というわけではありません。
節分は字の通り季節を分ける日であることを指しています。
季節の分け目は立春、立夏、立秋、立冬と呼ばれ、「立春」の前日が節分の日となっています。
この立春などの4つの季節の節目は、太陽黄経と呼ばれる天体の観測によって毎年日にちが設定されています。
よって節分の日にちは、立春の前日ですので年によって異なり厳密には2月3日を指しているわけではありません。
ちなみに2025年までの節分の日は以下の様になっています。
- 2023年 2月3日
- 2024年 2月3日
- 2025年 2月2日
節分の鬼と豆の由来
節分といえば「鬼は外」「福は内」といって豆をまくのが一般的なイメージではないでしょうか。
これは季節の変わり目に無病息災を願った願掛けの風習に由来しています。
体調を崩しやすい季節の変わり目の「邪気」を鬼に見立てて、豆や穀物にはそれを払う力があるとされていたので、邪気を払うことを期待し豆をまくようになったと言われています。
とても古い風習となりますので由来には諸説あり、地方によっては大豆を使わないという違った風習を持つ地域も存在しています。
節分飾りのディスプレイのコツ
日本の古くからある風習であることを意識したディスプレイ
年間の行事やイベント事で装飾などをするような日はたくさんありますが、クリスマスやハロウィンなど海外から影響され定着しているイベントも数多くあります。
節分を考えた場合、そういったイベントとは違い日本にも古くからある風習であることを意識し、和風なデザインや素材などとの組み合わせと相性が良いでしょう。
基本アイテム | ・鬼のお面 ・節分の豆 |
アクセント | ・枡を模した金や銀の折箱 ・黒を基調としたお盆(トレー) ・柊 |
ポイント | シックなトレーを用意し、ディスプレイスペースを確保。 ある程度の余白を設けて鬼面・豆などを置くことで、気品漂う和風の仕上がりに。 背景に植物を取り入れることでインテリアとしての鑑賞価値もあがります。 |
ポップなデザインの鬼を使ったやさしい印象のディスプレイ
お子様連れが多い商業施設や雑貨屋家族連れやお子さんの来店が多い店舗には、ポップなデザインを取り入れると良いでしょう。
基本アイテム | ・フェルトの鬼 |
アクセント | ・カラフル豆 ・ポップな敷物 |
ポイント | ぬくもり感のある鬼アイテムを選びましょう。 フェルト貼り付けてご自身で作るのももちろんOKです。 ここでは普通の節分豆ではなく、カラフルな豆を選ぶのがポイントです。 |
基本アイテム | ・100円ショップなどで購入できる鬼の人形 |
アクセント | ・和紙の折り紙 |
ポイント | 100円ショップのアイテムでひと通りのグッズは揃えられますが、和紙をプラスすることでオシャレ感が一気にアップ。 正方形のまま人形や枡の下に敷いても良いですし、六角形にカットして全体に散りばめても可愛い仕上がりになりますよ。 |
ウィンドウや壁を装飾
小物や布をそろえたり、購入したアイテムの配置を考えたりするのは時間がかかりますよね。センスも問われるので、いざ実際にやってみると「何か違う…」と思うことがあるかもしれません。
また、節分が過ぎてからの片付けや購入したアイテムの保管場所確保も悩みの種のひとつ。
そんな時におすすめしたいのは、窓や壁に貼る装飾。
節分用のイラストを粘着素材があるシートへプリントし、空いた場所に貼り付けるだけで空間全体を使った季節感の演出ができます。
イラスト制作と粘着シート素材へのプリントを同時にできる印刷会社へ依頼するとスムーズです。
自分で貼り付け・剥がす作業が出来るので準備やあと片付けもラクにできます。
まとめ
今回は節分飾りのディスプレイについて解説・紹介させていただきました。
店舗にちょっとしたディスプレイを設置するだけでも季節感が出て、店舗も華やかになる事間違いなしです。
今回紹介したデザインなどを参考にご自身の店舗のデザインの参考にしていただければ幸いです。
関連情報
関連するお役立ちコラム
関連する商品・サービス
お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください!