ホーム お役立ちコラム 喪中はがき・年賀欠礼状はいつ送る?タイミングやマナーをチェック
公開日:2018.10.12
喪中はがき・年賀欠礼状はいつ送る?
タイミングやマナーをチェック
近い親族に不幸があった場合、年賀状を交換している相手に喪中はがき・年賀欠礼状を送って年賀の挨拶を事前に遠慮する、という慣習があります。送り慣れていないと、送るタイミングやマナーなど、不明点も多いものです。
今回は、喪中はがき・年賀欠礼状を送るタイミングやマナーの他、書き方や文例についてもご紹介します。
喪中はがき・年賀欠礼状を送るタイミング
喪中はがき・年賀欠礼状は、相手が年賀状の準備に着手する前に届くようにする必要があります。一般的には10月下旬~12月初旬くらいまでには出すようにしましょう。
郵便局が年賀状を受付開始するのが12月中旬ですので、その前には相手へ届くように手配します。
喪中はがき・年賀欠礼状を出す範囲
喪中はがき・年賀欠礼状は、一般的には二親等内の親族に不幸があった際に出すとされています。本人の両親や祖父母、子ども、兄弟の他、配偶者の祖父母や兄弟なども二親等内にあたります。
ただし、同居の有無や地域の風習、親交の度合いによって、二親等内でも喪中はがき・年賀欠礼状を出さない場合や、三親等の親族でも出す場合があります。家族で話し合い、確認をしてから喪中はがき・年賀欠礼状の手配を進めることをおすすめします。
喪中はがき・年賀欠礼状のマナーや書き方
では、喪中はがき・年賀欠礼状はどのように作成すれば良いのでしょうか。
ここでは、そのマナーや書き方などをご紹介します。
華美なデザインにしない
喪中はがき・年賀欠礼状は、華美なデザインにならないよう気を付けましょう。年賀状のようなイラストや写真は入れず、文章主体のものが一般的です。イラストや写真を入れる場合は、紫や青などの落ち着いた色にすることをおすすめします。どのようなデザインにして良いか分からない場合は、インターネット上などで配布されているテンプレートを利用することもできます。
切手についても、落ち着いた色やデザインのものを用います。喪中はがき・年賀欠礼状などに適した弔事用の切手がありますので、そちらを利用すると良いでしょう。
前文を省略し、年賀欠礼のことのみを書く
文章は、前文などは記さず、年賀欠礼のことのみを記しましょう。「誰の喪に服しているか」「故人の死亡日」「故人との続柄」「今年お世話になったお礼」「喪中につき年始の挨拶を辞退させていただくこと」「日付・住所氏名」などを書きます。
また、基本的に、喪中はがき・年賀欠礼状は縦書きです。横書きは縦書きよりもくだけた印象になってしまうので、縦書きが無難です。
句読点や行頭の字下げを入れない
文面には、句読点や行頭の字下げは入れないようにします。これは、儀礼的な文面や改まった文章を書く際は、句読点を外して書くことが慣例化しているためです。同じ理由で字下げも入れません。
喪中はがき・年賀欠礼状の文例
ここでは、喪中はがき・年賀欠礼状の文例を3つご紹介します。
文例1
- (父、祖母など、本人から見た故人の続柄)●●(故人の名前)が●月●日に●●歳にて永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご芳情を深謝いたすとともに
明年も何卒変わらぬご交誼を謹んでお願い申し上げます
平成●●年●月
文例2
新年のご挨拶を申し上げるべきところではございますが
亡き●(父、祖母など、本人から見た故人の続柄)の喪中につき失礼させていただきます
皆様が健やかなる新年をお迎えになりますよう
心よりお祈り申し上げます
平成●●年●月
文例3
本年●月に●(父、祖母など、本人から見た故人の続柄)●●(故人の名前)が●●歳にて他界いたしました
生前のご厚情に対し深く感謝を申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願いいたします
これから寒さも厳しくなってまいりますので くれぐれもご自愛ください
平成●●年●月
おわりに
喪中はがき・年賀欠礼状を送るタイミングやマナーについてご紹介しました。
喪中はがき・年賀欠礼状は、遅くとも12月初旬頃までに出すようにしましょう。はがきのデザインや文面などの検討にも時間を要する場合もありますので、10月下旬頃には準備し始めることをおすすめします。
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