ホーム お役立ちコラム 同人誌やポスターなど、印刷会社で製作できる同人イベントの印刷物
公開日:2018.03.19
同人誌やポスターなど、印刷会社で製作できる
同人イベントの印刷物
日本では、規模を問わず、全国のさまざまな場所で同人イベント(同人誌即売会)が開催されています。その好況に一役買っているのが、同人活動をサポートする印刷会社の存在でしょう。同人誌やポスターはもとより、チラシや名刺など印刷会社の印刷する印刷物が、同人イベントで重要な位置を占めているからです。
しかし、初めてのサークル参加を考えている方の中には、印刷会社にお願いできる同人イベントの印刷物にはどのようなものがあるかよく分からない、という方がいるかもしれません。
そこで今回は、印刷会社で製作できる同人イベントの印刷物について、特に紙製の主なものを、役割と共にご紹介します。
頒布物のメインともいえる「同人誌」
同人イベントにおいて、もっとも出回る印刷物といっても良いでしょう。二次創作や一次創作(オリジナル)を問わず、多くのサークルが同人誌を頒布しています。
絵柄やストーリーの巧拙、趣味趣向などはサークルによって異なり、中には実力が認められてプロ作家デビューを飾る実力派サークルもあります。それらの同人誌を通じて、お気に入りのサークルを探しても良いでしょう。
また、サークル側の視点では、同人誌はコミュニケーションツールの1つでもあります。内容次第で趣味趣向がアピールできるため、差し入れや頒布を通じて他のサークルや一般参加者との交流を広げられます。
同人誌は、印刷会社に依頼して作るのが主流です。家庭用プリンターなどを使って手作業で製本することも可能ですが、数百部単位ともなると現実的ではありません。部数やページ数、制作費用を考慮して、印刷会社への依頼か、手製本にするかを選びましょう。
サークルスペースを飾る「ポスター」
サークルブースに貼られているポスターは、参加者視点ではサークルの趣味趣向やレベルを測る一種の物差しとなり得ます。ある意味サークルの顔ともいうべき部分でもありますから、仕上がりにこだわるサークルは多く、印刷会社に依頼するケースが主流です。
同人イベントにおいては、机上と机の前面、持ち込みのスタンドに立てて用いられることが一般的。ポスタースタンドで机上に掲示する場合は、A4サイズやA3サイズなどの小型ポスターがよく見られます。ブースの規模にもよりますが、それ以上のサイズだとスペースを圧迫してしまいます。A3よりも大きなサイズのポスターを掲示する場合は、机上ではなく足元から伸びる大型のポスタースタンドを立てて掲示すると良いでしょう。
机の前面にポスターを貼る際に注意が必要な点は、遠くからだと見つけにくくなることです。人混みの中で、まして机の上に視線が集中する状況ですから、机の前面のポスターは注目されにくくなってしまいます。大きめのポスターにしたり、インパクトのあるデザインにしたりするなど、工夫が必要でしょう。
自由度が高く、手軽に制作できる「ペーパー」
頒布物の情報や参加イベント、漫画やイラスト、SS(ショートショート)などを記載すればサークルの宣伝になり、裏話やSNSのアカウントなどを記載すれば一般参加者とのコミュニケーションツールになるペーパー。制作するサークルが多い印刷物の1つです。
配布場所は主に自分のサークルスペースとなりますが、それ以外の場所で配布する場合、事前に許可を取る必要があります。なお、ペーパーに印刷会社名が記載されていると、企業とみなされ配布の許可が下りない可能性がありますから、事前に規定を確認しておきましょう。
ペーパーはサイズや用紙、掲載する情報などに大きな決まりはなく、自由度の高さが魅力です。しかし、あまり大きなサイズにすると、手に取りにくかったり、しまうのが面倒だったりする可能性があるため、注意しましょう。同人誌に挟めるサイズがおすすめです。
おわりに
今回は、印刷会社で制作できる同人イベント用印刷物の中から、特によく見かける紙製の印刷物についてご紹介しました。上記で紹介した以外にも、値札や名刺、お品書きなども、印刷会社で制作することができます。
もちろん、それらはすべて自作することも可能です。時間的コストや費用的コスト、そして求めるクオリティのバランスを考えて、印刷会社を上手に利用すると良いでしょう。
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