2021.03.11オンデマンド印刷 , チラシ・POP・デザイン , ポスター印刷

キャッチコピーの作り方。ポスター・チラシの効果を高めるコピーとは?

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ポスターを手に会議する女性

せっかく頑張ってポスターやチラシを作っても、まずそれを見てもらわないことには始まりません。この「見てもらう」という第一歩が、簡単なようで意外と難しいということを理解しているのといないのとでは、広告や宣伝としての効果に大きな差が出ます。

もちろん、ポスターやチラシのデザインは大切です。ですが、写真やイラストと詳細な情報だけでは何を訴えたいのか、伝わりにくくなってしまいます。そこで重要になるのが、キャッチコピーのような文字情報です。

今回はポスターやチラシの宣伝効果を高めるキャッチコピーの作り方やコツについてご紹介します。

 

ポスター・チラシにおけるキャッチコピーの役割とは

文字情報が大事とはいえ、ただ情報をつらつら書き連ねていてもまず人目を引くことはおろか、読んでもらうことも難しいでしょう。キャッチコピーとは、人の注意を引く広告文や宣伝文句のことを指します

世の中には広告が溢れていますが、当然そのすべてを見たり読んだりはしません。
人間は視界に入ってから3秒でそれに見る価値があるかないかを判断しているといわれています。このたった3秒の間にチラシやポスターを「読みたい」と思わせるために、キャッチコピーは重要な役割を担っているのです。

それはコピーライティングという専門の勉強をした人が初めてできることでは?と思う方もいるかもしれません。
確かに、コピーライターという専門職が存在するほどに広告業界では重要なものですが、だからといって専門的な勉強しなくては作れないかというとそんなことはありません。
キャッチコピーの考え方やコツを抑えることで、ぐっと見栄えのするポスターやチラシを作ることができます。

 

キャッチコピーを考える手順

ターゲットの明確化

ターゲットの明確化キャッチコピーの作り方で何より大切なのが、「ターゲットが誰か?」を明確にすることです。

ここが多くの人が陥りやすい罠なのですが、有名キャッチコピーの多くは多くの人の心に響く「万人受け」するものです。

そこでつい、ポスターやチラシを作る際にそういったかっこいい、あるいは面白い、老若男女の印象に残るものを作ろう!と考えてしまいがちなのです。

 

しかしそういった有名コピーは、ほとんどがすでに知名度があり、かつ広告宣伝費に大金をかけられる大手企業のものであるということを忘れてはいけません。また、そういった有名コピーであっても、きちんとターゲットを絞ったうえでヒットし、結果的に多くの人の印象に残るものとなったのです。

初めから万人受けを狙ったようなものはまず成功しません

見てほしい・売りたいものは何なのか?それに興味を持たせたい、買いたくなると思わせたいのは誰なのか?を具体的にイメージすることが重要です。

 

ターゲットの悩み・ニーズをリストアップ

次に、そのターゲットが抱えているであろう悩みや不安をリストアップします。ターゲットになりきったつもりで考えましょう。日々の生活でどう困っているのか、現状にどういう不満があるのか、どうなったらいいと思っているかを具体的に挙げていきます。

このときはキャッチコピーとしてどう使用するかはあまり考えず、とにかくたくさん悩みや不安を挙げていくのがポイントです。

 

例えば、売りたいものが「マスクに付きにくいファンデーション」だった場合には、

・マスクにファンデーションがべったり着いて人前で外しにくい

・マスクで蒸れてファンデーションが崩れる

・そもそもマスク生活でファンデーションをする必要があるのか悩む

のように、実際の使用シーンを想像しながら思いついたことをまとめます。

 

商品の特徴をリストアップ

続いて宣伝したい商品の特徴をリストアップします。
一番売りにしているポイントや他社にはない特徴を挙げ、それによってどういう効果を得られるか、どういう変化をターゲットにもたらすかを挙げます。

 

・どういう成分で崩れにくいファンデーションになっているのか

・他社商品にないものは何か

・ファンデーションが崩れにくくなることでどんな恩恵があるか

 

コピーライティング

タイピングをする手ここでターゲットの悩みや不安のリストと、商品の特徴のリストを見比べて、それらがどう結びついたら不安を解決できるか?を考えます。

リストにある単語を並べて、ターゲットが見過ごすことができないような文章を作るのです。

 

ここで大切なのは、メリットだけを並べるような内容にしないこと。広告において大切なのは、メリットよりもベネフィットといわれます。メリットはその商品・サービスの特徴や効果、ベネフィットはその商品・サービスにより得られる良い体験を指します。

 

マスクに付きにくい・落ちにくいファンデーションであるというのがメリット、そのおかげで食事のときや水分補給をするときもメイク崩れを気にすることなくマスクを外せるようになり、楽しい時間を過ごせるようになるというのがベネフィットです。
ベネフィットはターゲットの多くが具体的にシーンを思い浮かべられるものにすることで、より効果を発揮します。

 

キャッチコピーの広告効果を高めるテクニック

素人がキャッチコピーにベネフィットを入れると冗長な文章になりがちです。ここでは端的にまとめつつ、ポスターやチラシの効果を高めるテクニックをご紹介します。あれもこれもと取り入れるのではなく、設定したターゲットに一番伝えたいのは何か?に絞って選択しましょう。

 

具体的な数字・実績を提示

数字「販売数○万個突破!」
「○万人が感動体験!」
「○秒に○本売れる!」

といった数字を入れることで、より伝わりやすくなり信憑性も増します。

具体的な数字は「1日100個限定」のような緊急性や限定性を持たせるのも有効です。

 

 

 

 

難易度や簡易性の明示

どんなに素晴らしい商品であっても、手間がかかる、苦痛を伴うようなものだと人は興味を失ってしまいますよね。

「○○するだけ!」「毎日たった○秒!」といった、いかに簡単にできるかを謳うことも大切です。

商品やサービスへの興味を引き、商品の使用イメージも伝わりやすくなります。

 

また、表記の仕方を変えて、より簡単に見せるテクニックも有効です。

「毎月10時間頑張ることで語学力アップ!」と書かれるより、「1日たった30分、通勤時間で覚える英会話」と書かれるほうが「これなら私もやれるかも」と思えます。

金額においても同様で、1カ月3000円と書かれると少し高いかなと感じるものも、1日たった100円、缶コーヒー1杯分と書かれたら続けられそうに思えるのです。

上記の2つの例は、実際にはどちらも同じですが、1日あたりで分割している後者のほうが簡単そうに感じられます。

 

意外性を盛り込む

驚く女性多くの人が思い込んでいるようなことを否定するというのも好奇心を刺激するのに最適です。

「実は○○は間違っていた!?」「○○はこうだった!」といったものが当てはまります。

「あなたの常識、本当に大丈夫?」のような問いかけ方式でターゲットを不安にさせる、というのもよく使用される手です。

 

 

 

虚偽はNG

バツマークをしている手キャッチコピー作りで気を付けたいのは、その内容が「虚偽ではない」ということ。

見る人を驚かせよう、ととにかく目を引こうとして根拠もないことやありもしないことを書いてしまうと、景品表示法や、ものによっては薬機法といった法律に触れてしまいます。事実の中でどうターゲットの興味を引くか、特別感を出すかを考えることが重要です。

 

 

 

 

おわりに

今回は、ポスターやチラシの訴求効果をぐっと高めるキャッチコピーの作り方についてご紹介しました。普段何気なく目にしている広告も、いろいろ考えられているのだとハッとすることもあったのではないでしょうか?

優れたキャッチコピーは、それだけで宣伝効果を発揮します。その場合もやはりデザインや印刷品質は大切です。

>キンコーズのポスター・チラシなどの販促物印刷サービス一覧はこちら

 

また、どんなフォントにするか、どのくらいのサイズにするか、背景はどうするか、色の配置はどうするかといったことでも、キャッチコピーの魅力は大きく変わります。
これだと思えるキャッチコピーを考えたのであれば、よりデザインにもこだわって相乗効果を狙うのがおすすめです。

>チラシデザインのコツを詳しく解説している記事はこちら

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Kinko'sお役立ちコラム編集部

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