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ホーム お役立ちコラム ポスター印刷の参考に!ポスター用紙の種類や紙質、特徴紹介

公開日:2017.08.23

ポスター印刷の参考に!ポスター用紙の種類や
紙質、特徴紹介

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ポスター用紙の種類や紙質、特徴
ポスターを印刷する用紙は、ポスター全体の質や印象を大きく左右します。用紙によってそれぞれメリット・デメリットがあり、適する用途も異なります。そのため、作成するポスターの価値を最大化するには、用途に合わせて適切な紙を選ぶことが重要です。

今回はポスター用紙の種類や、紙質、特徴についてご紹介します。

普通紙

ポスター印刷において一般的な用紙です。主に厚手マット、光沢、半光沢の3種類があり、それぞれ異なる特徴があります。

厚手マット紙

光沢がないマットタイプの用紙です。光沢がないため可読性が高いという特徴があります。

光沢紙

表面に光沢が出る用紙です。写真用紙を想像すると分かりやすいかもしれません。光沢があることで高級感が出ますが、光が反射して見づらいこともあります。

半光沢紙

厚手マット紙、光沢紙の中間のような用紙です。ツヤがあるというよりは、鈍く光を反射します。しかし、光沢紙のように光が反射して見づらいということはあまりありません。

コート紙

コート紙

コート紙とは、その名の通り用紙の表面にコート剤をつけ、機械で均一に表面加工した印刷用紙。滑らかなツヤが特徴です。カラー印刷において最もよく使われるメジャーな用紙といえるでしょう。

メリットは、表面のみならず裏面にも微光沢があり、印刷特性に優れている点です。写真をきれいな画質で印刷することができるため、色の表現に向いています。さらに、インクが乾きやすく、ベタ塗りが多いデザインでも印刷時に裏うつりしません。

コート紙に適した用途は、写真など彩度の高いカラー印刷や、新聞折り込みチラシ・パンフレット・ポスターなどの一般的な商業印刷です。さらに、光沢感の表現に優れているため、宝石や貴金属、自動車のカタログ印刷にも適しています。

デメリットは、レーザープリンター・インクジェットプリンターでの印刷とは相性が悪い点です。オンデマンド印刷の場合は印刷面のムラが生じやすくなるため、コート紙を使用したい場合はベタ塗りの少ないデザインを選びましょう。

マットコート紙

マットコート紙

マットコート紙はマット調の塗工紙で、表面の光沢を抑えた用紙です。光が反射しにくいため、色味も全体的に暗めに仕上がります。しっとりとした大人っぽい印象の用紙で、青みがかったコート紙に比べるとサラサラした手触りです。

メリットは、落ち着いた高級感を演出することができる点です。その落ち着いた風合いから、企業のイメージポスターなどに適しています。また、価格帯が高く高級感を出したい商品の広告などにおすすめです。

デメリットは、インクが定着しにくく乾きにくいことから、ベタの多いデザインの印刷に不向きな点です。また、コート紙と同様にレーザープリンター・インクジェットプリンターでの印刷にも適していません。

上質紙

上質紙は表面・裏面ともにコーティングされていない非塗工紙で、パルプ100%の用紙です。紙のコシが強いため、他の用紙に比較して厚く感じられます。白っぽくさらさらとした手触りです。

メリットは、暖色系の色を用いたイラストやデザインなど柔らかな雰囲気を表現できる点です。デメリットは、コート系用紙に比べると平滑性が低く、インクが紙に吸収されやすいため、発色の良さが落ちてしまう点が挙げられます。

しかし逆に、インクが紙に吸収されやすいことから文字がはっきりと印刷されるという良さも持ち合わせています。可読性が高いため、文字がメインのデザインに適しているといえるでしょう。

おわりに

今回は、一般的なポスター用紙の種類や紙質、特徴についてご紹介しました。紙質には個人の好みもありますが、なるべくポスターの用途に合わせて用紙を選ぶようにしましょう。ポスターが販促物であれば、商品イメージに合った紙質の用紙を選ぶことも大切です。質感や発色、インクのなじみや光沢など、ポスターの用途と相性の良い用紙を選び、見栄えの良いポスターを作成しましょう。

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