デザイナー向け印刷基礎知識

グラフィックデザイナーやDTPデザイナーが身に着けておきたい印刷物入稿時の基礎知識や用紙(40種類以上)選び、入稿テンプレートについてご紹介。DTP印刷に迷ったらこちらをチェック!

DTP入稿に失敗しないための基礎知識

デザインデータが完成して印刷会社へいざ入稿!-そんな時、正しい入稿データの作り方を身に着けておけばスムーズな入稿(発注)・校正確認・仕上がりへと導くことが出来ます。
完成データとして正しい状態が何なのか、押さえるべきポイントを解説いたします。

「塗り足し」とは

印刷時、印刷会社では仕上がりサイズより大きな紙に印刷して、余った白フチ部分をカットします。そのために仕上がりサイズより少し大きめに原稿を作る必要があります。これを「塗り足し」といいます。
仕上がりサイズから上下左右、それぞれ3mmほど大きめに(印刷会社によって異なります)原稿を作ってください。
また、重要な文字やイラストは、仕上がりサイズから3mm以上内側に配置することが大切です。

塗り足しとは

<塗り足しの目安>

用紙サイズ 塗り足し領域
B5 182×257mm 188×263mm
B4 257×364mm 263×370mm
B3 364×515mm 370×521mm
B2 515×728mm 521×732mm
B1 728×1,030mm 732×1,036mm
B0 1,030×1456mm 1,036×1,462mm
A4 210×297mm 216×303mm
A3 297×420mm 303×426mm
A2 420×594mm 426×600mm
A1 594×841mm 600×847mm
A0 841×1189mm 847mm×1,195mm

「アウトライン化」とは

プリントをした時に起こる「文字化け」は、デザイン作成とデータを開くPCが異なるためです。文字のデザインを「フォント」と言い、このフォントは全てのPCで同じではありません。
このような場合に備えて、PDFデータも一緒に入稿すると安全です。デザインを作ったソフトから、直接PDFで保存してください。
illustrator形式(Ai)で入稿される方は「アウトライン化」を必ずかけましょう。

入稿時の文字化けの対策

「解像度」とは

解像度を表す単位に「dpi」というものがあります。
「dot per inch(ドットパーインチ)」または「ppi pixel per inch(ピクセルパーインチ)」の略で、1インチの中にどれくらいの点(ドット)が表現できるかが数字で表され、デジカメやスキャナでもよく見かけると思います。
原稿に入れる画像は事前にdpi数を確認し、300dpi以上の画像を入れるようにしましょう。
画像ファイルを右クリックして「プロパティ」→「詳細」で見ることが出来ます。

解像度を表すdpiについて

「RGBとCMYK」とは

RGBはディスプレイ用、CMYKは印刷用のカラーモード設定です。
RGBはレッド(Red)・グリーン(Green)・ブルー(Blue)を表していて、「光の三原色」と呼ばれています。3色を組み合わせてすべての色を表現していて、全て混ぜると「白」になります。
CMYKはシアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)・ブラック(Black)の頭文字で、インクやトナーでの表現に使われます。こちらは絵具と同じで全て混ぜると「黒」になります。

Office系ソフトではRGBからCMYKの変換ができませんので色が気になる時は、印刷前に一度プリントすることをおすすめします。また、一度CMYKにした原稿はRGBに戻しても鮮やかさは戻らないので注意してください。

RGBとCMYKの違いについて

「リンク切れ」とは

illustratorを開く時に「リンク切れ」警告が出たときは、「埋め込み」といって画像を原稿に含ませる方法があります。
illustratorは原稿に配置した画像を別フォルダに入れて一緒に入稿する方法が一般的です。ですが、フォルダ名や場所を変えると画像を呼び出せなくなるため「リンク切れ」を引き起こしてしまいます。画像を「埋め込み」することでリンク切れは起きなくなりますが、一つ問題があり、容量が非常に大きくなってしまいます。
画像の数が少ない場合には「埋め込み」をおすすめしますが、双方にメリット・デメリットがあるので注意してください。

リンク切れを引き起こさない方法

用紙選び

用途に合わせて最適な用紙お選びいただけます。しっかりと厚みのある資料を作りたい、コスト重視で安いものがよい、風合いにこだわりたい、など仕上がりをイメージしながら選びましょう。

【チラシ・リーフレット向け】取り扱い用紙

キンコーズでは40種類以上の用紙を取り揃えており、すべて1枚からご利用いただけます。
下記を参考にお好きな用紙をお選びください。

  • おすすめ用途
  • 取り扱いサイズ
  • 厚さ
  • 白黒機/カラー機対応
  • 価格

【ポスター・屋外向け】取り扱いメディア

サイン&ディスプレイサービスでご利用いただける用紙をご紹介しています。完成イメージに近いメディアを選ぶことで、より効果的に商品やサービスをアピールできます。
下記を参考に最適なメディアをお選びください。

  • おすすめ用途
  • 取り扱いサイズ
  • 厚さ
  • 屋外利用
  • ラミネート加工

【無料】用紙サンプルの請求

実際に用紙の厚みや質感など触って確かめたい場合は、請求フォームにてお知らせください。店舗の用紙サンプルをご自宅やオフィスまで無料でお送りします。
また、店舗では実物サイズ(A4~)で用紙をストックしているのでスタッフまでお声がけください。実際の仕上がり具合をよりイメージしやすくなります。

入稿テンプレート

キンコーズの印刷物のほとんどは入稿用テンプレ―トのご用意があります。予め、こちらでデータ作成を行うと入稿もスムーズに。
データ作成はillustrator等で行い、入稿はPDF形式で行うことをおすすめしています。
PDF入稿のメリットとして「レイアウトが崩れない」「データ容量を小さくできる」などのほかに、キンコーズではファイル手数料がお安くなります!

デザインに差をつける

表現力の魅力を引き出すためにさまざまな印刷加工を知っておけば、デザイン性に優れた一品が仕上がります。高級感を演出したい、洗練されたイメージを表現したい、シンプルなデザインにして印刷加工にはこだわりたい、などデザイン力に差をつけてアピールが可能となります。

箔加工

箔加工と聞くと価格が高い、ロットが大きい、データ作業が面倒など特別なイメージを持たれるかもしれません。キンコーズの「レイヤー箔」は安い・1枚から注文OK・型のいらいない箔押しができる、と気軽に利用いただけます。
箔の上にカラーをのせる技術で箔の多数使いやグラデーションが表現可能に。色を自由に作れて、繊細な文字や模様も再現できます。

レイヤー箔

印字範囲(サイズ) B5~A3
価格例 A4 1枚 660円 ~
(内訳)カラープリント/箔加工
納期(目安) 3日以内に受け取り可

ブラックパネル

<↑こちらの動画内でブラックパネルが紹介がされています>

シックで高級感のあるデザインパネルは「ブラック(黒)」がおすすめ。アパレルやインテリアショップなど、流行を取り入れた空間演出をしたい方にも最適です。
断面も黒なので全体の雰囲気を壊すことなく販促ツールを作成いただけます。

ブラックパネル

取り扱いサイズ A4~A1
価格例 A4サイズ1枚 2,420円
(内訳)パネルセット(黒パネル7mm厚)
納期(目安) 1時間~即日、翌日受取り可