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ホーム お役立ちコラム 冊子印刷を活用して自分史、自分史年表を自費出版しよう

公開日:2017.08.15

冊子印刷を活用して自分史、自分史年表を
自費出版しよう

  • チラシ・大量印刷・大判コピー
  • 製本
  • デザイン制作

自分史年表を自費出版
人生の節目を迎えると、これまでの自分の人生を振り返ることも多くなります。「自分のこれまでの人生を友人や子ども、孫などに伝えておきたい」と思うこともあるかもしれません。最近ではPCで「自分史」を作成する方が増え、自分史の作り方を学ぶセミナーも開催されています。

自分史の自費出版は、自分の生きた証を自分の大切な人たちに残せるだけでなく、自分の知らない一面に気付くきっかけにもなります。そこで今回は、冊子印刷を利用して、自分史年表に写真画像を入れた「フォト自分史」を作成する際の流れについてご紹介します。

【1】イベントの洗い出し

自分や家族に関して、いつ、どのようなイベントがあったのか、まずは紙に書き出していきましょう。そのときに起こった大きなニュースや社会情勢などを補足情報として添えておくと、内容を充実させることができます。自分の思い付くイベントから書き留めていくことがポイントです。

「最近のイベントは思い出せても、昔のことは思い出せない」という場合は、家族や友人に印象に残っている出来事を挙げてもらっても良いでしょう。

【2】掲載項目の選定

自分史年表の掲載項目選び

自分史に掲載する項目を決めます。掲載項目としては、自身の誕生日から小学校、中学校、高校、大学の入学・卒業、社会人になってからの会社生活、結婚、出産、子育て、子ども・孫のこと、引っ越し、取得免許、資格、趣味、転職履歴、趣味、地域行事のことなどが挙げられます。

ただし、項目を増やしすぎると作業量が多くなるため注意が必要です。どうしても項目が多くなってしまった場合は、趣味をメインにするか、仕事をメインにするかなど、自分が一番残したいと思うテーマを決めて作成を進めましょう。

【3】エクセルで自分史年表を編集

自分史年表に写真画像を入れる

自分史の作成方法は複数ありますが、自分史年表をエクセルなどの表計算ソフトで作成すると整理しやすく、見やすい年表に仕上がります。イベントがあった年と掲載項目はメモ書きレベルかもしれませんが、控えているかと思います。今度は「年代」(西暦、和暦、自分の年齢)と「項目」を表にまとめていきましょう。

「年代」の列と「項目」の列を作り、該当する内容を入力します。多くの内容を入力する項目はセルの幅を広げるなど、セルごと調整することで体裁を整えることができます。編集している際に思い出したイベントは、エクセルのシートに加えておきましょう。

【4】自分史年表に写真画像を入れる

ここまでで「年代」と「項目」は記入できましたので、ほぼ完成形に近付きました。これだけでも立派な自分史年表ですが、より見やすく、より当時の状況をリアルに伝えたい場合には、イベントに合わせて写真を入れると効果的です。

子どもとの写真や孫との写真、自身の卒業式の写真、仲間との写真などを入れることにより、テキストでは伝えられない当時の雰囲気や友達の顔、若かったときの自分の様子を伝えることができます。当時の状況やそのときの出来事などについて、自分史を読んだ方と盛り上がって話せるでしょう。

【5】印刷会社に印刷・製本依頼

原稿、データが完成したら、印刷会社に印刷と製本を依頼しましょう。中綴じ製本やテープ製本などの多彩な製本方法の他、用紙を選択することもできます。

入稿方法は印刷会社によって異なるため、事前に確認しておいてください。

おわりに

自分史を作成、製本することによって、多くの方に自分の歩んだ歴史を見てもらえるだけでなく、溜まっているアルバムや写真の整理も進みます。また、作る過程で忘れていた出来事や体験・経験を思い出し、自分を再発見するきっかけにもなります。

また、自分のことをあまり知らない孫、若い頃をあまり知らない子どもに自身の体験や経験を知ってもらうことにより、コミュニケーションを活発化することもできるでしょう。このように、自分史を自費出版することによるメリットはさまざまです。今一度自分自身の人生を振り返り、自分史を制作されてはいかがでしょうか。

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