お問い合わせ
Contact Us

ホーム お役立ちコラム 特殊印刷とは?実はいろいろある特殊印刷の種類や活用方法をご紹介

公開日:2019.12.11

特殊印刷とは?実はいろいろある特殊印刷の
種類や活用方法をご紹介

  • 箔加工・特別加工
  • デザイン制作

特殊印刷とは?

印刷技術の中には、特別な加工を施す「特殊印刷」と呼ばれるものがあります。実はこの特殊印刷は、私たちが目にする印刷物の多くに使用されています。

特殊印刷とはどんなものなのか、種類や活用方法について見ていきましょう。

特殊印刷とは?

特殊印刷とは、特別なインクや加工によって印刷物にインパクトや独特の風合いを与えられるものです。また、特殊な素材に印刷する技術も特殊印刷と呼びます。

普段何気なく見ているポスターや雑誌の表紙、お店の看板など、たくさんの場所で使われている技術です。

実はいろいろある特殊印刷の種類をご紹介

特殊印刷の種類をご紹介

特殊印刷には数多くの種類があります。そのうちのいくつかをご紹介します。

箔押し

金箔や銀箔などの「箔」を、熱と圧力によって紙に転写するものを「箔押し印刷」と呼びます。非常に華やかな印象になるため、社名やタイトルなど、一番目立たせたい部分にポイントで使うと効果的です。

箔押しは金や銀だけではなく、非常にたくさんの種類があるのも特徴です。同じ金や銀でも、光沢のある箔押しの他につや消しの箔押しのものもあります。さらに、カラーメタル箔やホログラム箔、透明箔、白箔など、印刷物の雰囲気や用途によって、さまざまな箔押し印刷が活用されています。

白インク

濃い色やメタリック・透明な用紙・アクリルなどの素材へ印刷する際に用いられます。

シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック(CMYK)のインクの上または下に白いインクを使用することで、濃い色や透明な素材にも印刷することが可能です。CMYKの4色のみで印刷した時と、白インクを引いた場合を比較すると、色の鮮やかさにかなり差が出ることを感じられます。

また、白インクを用いると印刷する用紙の色を考えずに印刷できるので、表現の幅が広がるといったメリットがあります。

クリアインク

透明なインクを紙の上に乗せて、ツヤツヤとした印象にするものです。印刷物全体に対してクリアインクを使用すると、全体にツヤがある仕上がりになり高級感が感じられます。

印刷した部分の質感に変化を与えることができるのも特徴で、絵柄やロゴなどが浮かび上がっているように見せることもできるため、部分的な使用にも向いています。

インクの量を増やすことで立体的な印刷を行い、存在感を出すことも可能です。

エンボス加工

紙に凹凸をつけて、浮き出して見えるよう立体感を出す加工がエンボス加工です。特別感を出すことができ、カードなどの印刷に多く活用されています。

印刷物に合わせた特殊印刷をしよう

印刷物に合わせた特殊印刷をしよう

特殊印刷は、印刷物に合わせて選ぶことが大切です。そこでいくつかの印刷物を例に、特殊印刷の活用方法を見ていきましょう。

ポスター

多くの人に見てもらう必要があるポスター。最も目立たせたい部分に箔押しなどを使ってインパクトを与える手法は多く使われていますが、強調したい部分を立体的にするなど、見た人に「触ってみたい」と思わせる加工を施してみてはいかがでしょうか。

多くの人の手が届く高さに掲示されるポスターに使用すると効果的です。

アクリルパネル

お店の看板やディスプレイ、ポップなど、アクリルパネルも多くの場所で利用されています。白インクやクリアインクなどを使用することで、アクリルの透明感を生かした印刷が可能です。

名刺・ショップカード

名刺やショップカードには、必ず目立たせたい部分があります。例えば社名や店名などを箔押しやエンボス加工すると、その部分を強調することができます。

クリアインクなどで手触りを変えるのもインパクトがあっておすすめです。

おわりに

通常の印刷ではできない、豊かな表現を可能にする特殊印刷。多くの種類があるため、用途や目的によって印刷方法を選ぶことがポイントです。

ぜひ特殊印刷を効果的に使用して、インパクトのある印刷物を作成してみてはいかがでしょうか。

前の記事

【名刺作成】印象に残るデザイン名刺に
しよう!デザイナーに依頼するメリット

次の記事

手間と時間がかかる印刷問題を解決!
企業内プリントセンターについて

関連情報

関連するお役立ちコラム

関連する商品・サービス

お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください!

チャットオペレーター受付時間
平日(月~金)9:00~18:00