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ホーム お役立ちコラム 飲食店向け・料理メニューのネーミングのコツ!おしゃれなメニュー名を考えるヒント

公開日:2018.12.10

飲食店向け・料理メニューのネーミングのコツ!
おしゃれなメニュー名を考えるヒント

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料理のメニュー

メニュー名は、食店の売上を左右する重要なポイントです。
メニュー名ひとつでオーダー数や注目度が変わることもあります。お店の看板メニューに育てたいならなおさら、ちょっとしたアイデアをメニュー名に盛り込むことでお客様の印象に影響し、注文するかどうかの判断基準になります。

そこで今回は、料理メニュー名の「おしゃれなネーミングのコツ」をご紹介します。

メニュー名を決める前に、大切なポイント4つ

料理が完成したからといって思いつくままメニュー名を決めようとしていませんか?

メニュー名を決める前に事前の準備やプランが必要です。お客様が料理を注文する手がかりはメニュー名だけではなく、下記のようなものが挙げられます。

  1. 料理の説明
    (メニュー表の中にどう説明やキャッチコピーを書くのか、また書かない場合はスタッフが詳しく料理の紹介ができるのか、など)
  2. 価格
    (料理を作るのに必要な材料費・原価計算、お店の利益率、競合店や市場を見たときに適正であり差別化できる設定かどうか、など)
  3. 写真
    (無くても良いですが、看板メニューや新商品など売り込みたいメニューには写真を用意することをおすすめします)
  4. 食材・食品のトレーサビリティ
    (産地を偽ったり、過度な表現を用いたり、嘘を盛り込むこと等は言語道断です。食の安全、品質の担保を忘れてはいけません)

ネーミングの響きやおしゃれなメニュー名を追求するあまり、この4つのポイントを見落とさないよう注意しましょう。

メニュー名のネーミングのコツは「五感に訴えかけること」

お客様は、料理メニューを見て注文を決めます。

中でも、メニュー名ーはメニューに載っている写真や絵からは、得られない情報を補う重要な部分です。メニュー名から具体的にどのような料理なのかを想像できなければ、注文につながらないこともあるでしょう。

では、どのようにメニュー名を決めるのが良いのでしょうか。

人は、味覚だけではなく嗅覚や聴覚などの五感すべてで「おいしさ」を判断します。そのため、メニュー名は五感に訴えかける言葉を入れましょう。

「(五感を伝える言葉)+(料理名)」の組み合わせで、おいしさや料理の特徴が伝わりやすいメニュー名を作ることができます。

例えば、「オムライス」よりも「ふんわりたまごのオムライス」と食感を入れるとより具体的にどのようなオムライスなのかが想像しやすくなります。

五感に訴えかける「言葉」とは

五感に訴えかける言葉とは、どのようなものなのでしょうか。

ここでは、「視覚」、「嗅覚」、「聴覚」、「触覚」、「味覚」に分けてご紹介します。

メニュー名に五感を意識することでおしゃれな印象になります。

「視覚」に響く言葉

そのため、盛り付けの様子や、食材・料理の色、彩りといった「見た目」を伝える言葉を考えてみましょう。

【視覚に訴えかける言葉の具体例】

・野菜たっぷり

・ボリューム満点

・ふっくら焼き立て

・とろとろ

・この1皿で大満足!、満足スープ

・ネギだく、つゆだく

・~風(韓国風デリサラダ、本格中華風スープなど)

・~を添えて

・まるごと(まるごと苺のケーキ、卵まるごと肉巻きおにぎりなど)

「嗅覚」に響く言葉

人は舌だけではなく、香りでも「おいしさ」を判断します。
香りに特徴がある場合、風味など嗅覚に響く言葉を入れてみましょう。さらにお客様の想像力が膨らみ、食欲を引き立ててくれます。

【嗅覚に訴えかける言葉の具体例】

・だし香る、スパイス香る、ハーブ香る

・〇〇ソースがけ

・ごまの風味豊か

・白味噌仕立て

香ばし(香ばしベーコンのマスタード焼きなど)

・〇〇が味の決め手!(あまくち醤油が決め手!鶏肉チャーシューなど)

「聴覚」に響く言葉

調理中の音は、人の想像力をかきたてる要素の1つ。
例えば、「コトコト煮込んだ野菜スープ」と聞くと丁寧に時間をかけて調理したことが言葉からうかがえ、おいしそうに感じます。
また出来立て・焼きたての料理をよりリアルに表現するために、「もっちり」と「ふわふわ」など2言葉を合わせて使うのも効果的です。

【聴覚に訴えかける言葉の具体例】

・コトコト

・ぐつぐつ

・ざくざく

・ジュージュー

・カラッと

・カリっとジューシー

・もっちりふわふわ、もちふわ

・から酸っぱくてクセになる

・トロトロ煮、とろーり煮

「触覚」に響く言葉

料理を口にしたときの食感などを表す言葉は、料理の特徴を表します。
ただし、さまざまなメニューに利用してしまうと安っぽい印象を与えてしまう可能性があるため、他のメニューとバランスを取りながら決めると良いでしょう。

【触覚に訴えかける言葉の具体例】

・サクサク

・パリパリ

・しっとり

・なめらか

・とろける

・あったか

・ひんやり

・もっちり

・とろーり

「味覚」に響く言葉

辛い・甘い・苦いなどの味覚を表現する言葉は、インパクトに欠けてしまう可能性があります。
味覚を表現する言葉は少しひねることで、五感に響く言葉に変わります。

・コク旨

・ピリ辛

・スパイシー

・ビター

・ほろ苦い

・甘さ控えめ

・すっきり

・あっさり

・こってり

・濃厚

・まろやか

・極上

これらすべてを無理に含めるのではなく、料理の特徴や売りに合わせて、五感に訴えかける言葉を選ぶようにしましょう。

まだある!五感以外に活かせるメニュー名のアイデア

他にもこんな工夫・アイデアで、お客様の目に留まるメニュー名をつけることができます。

「産地」 北海道産とうもろこし、フランス産コンテチーズ、沖縄の〇〇村で育てた牛、などどこで収穫したものなのか・どこで作られたものなのかを表現することで、魅力的な料理という印象がうまれます。

「鮮度」 …朝摘み、今朝獲れたて、産地直送、しぼりたて、本日3時の焼きたて、などとれた時間やフレッシュ感、季節を意識することで「食べてみたい!」という気持ちにさせてくれます。

鮮度に関する品質確認が取れた食材を使っているのであれば、メニュー名に活用できるでしょう。

「量」 …1日分の野菜がとれる緑黄色サラダ、通常の2倍ジョッキビール、チーズかけ放題!ピザ、などボリュームや量感をメニュー名に採用してもキャッチーです。

ただし通常メニューと差別化になる内容量・ボリューム感があってこその話となるため、単純に『量が多いから、たっぷり使っているから』という理由だけでネーミングすることはやめましょう。

「限定感」 …限定〇皿、5月だけの特別メニュー、厳選食材、期間限定、吉田さんの有機栽培農園で育てたりんご、など限定した数量・具体的な名前を出すことで「今しか食べられない」という特別な感情が生まれます。

新メニューを発売する際は販促も忘れずに

せっかく新メニューを考えても、売り込まなければお客様には食べてもらえません。

新メニューを発売する際は、お客様がイメージしやすいメニュー名をつけるだけではなく、販促も必要です。

新メニューを販売する際は、店頭に看板やのぼり、店内にポスターや卓上POPを設置するようにしましょう。
販促物を制作して宣伝することで、お客様の目に留まりやすく、多くの方に新メニューを注文していただけるはずです。

おわりに

今回は、料理メニューのネーミングのコツをご紹介しました。
料理によっては、ただメニュー名だけを紹介してもイメージしづらいことがあります。五感に響く言葉と組み合わせることで、料理そのものや「おいしさ」をイメージしてもらえるように工夫しましょう。

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