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ホーム お役立ちコラム オンラインイベントを企画するには?面白い企画事例もご紹介!

公開日:2022.04.08

オンラインイベントを企画するには?
面白い企画事例もご紹介!

  • 動画制作
  • #展示会・イベント準備をしたい

オンラインイベント

今回はオンラインイベントについて解説します!

コロナウイルスの流行によりイベント開催の形も大きく変わり、イベントは一気にオンライン化が進みました。
オンラインイベントを企画する上でのポイントやオンラインイベントの企画事例紹介していきますので、オンラインイベントの企画を考えている方は参考にしていただけると幸いです。

オンラインイベントとは

オンラインイベントとはさまざまな配信プラットフォームを使い、オンライン上で行うイベントのことです。

オンラインイベントには

①ライブ配信による中継配信

②オンデマンド機能などを使った録画配信

の2タイプがあります。

ライブ配信することでオンライン上であっても参加者が臨場感や参加している意識を持つ感覚が高まるため、ライブ配信による生中継でイベントを開催するケースも多くなっています。

場合によっては集客の人数がふえるなど、これまでオフラインで行っていたイベントをオンラインで開催しているイベントも多くなってきています。

 

オンラインイベントの種類

ビジネスからエンターテイメントまでたくさんの種類があります。
オンラインイベントはここ数年でさまざまな場面で開催されるようになり、ビジネスやエンターテイメント問わず幅広く行なわれています。例を挙げると下記のようなものがあります。

 

ビジネス向けオンラインイベント

ウェビナー

展示会

社内研修

会社説明会

株主総会

ウェビナー

学会

オンライン展示会(Web展示会)とは?メリット・デメリットや開催方法 | 課題解決!Kinko’sのお役立ちコラム

 

エンタメオンラインイベント

音楽ライブ

音楽ライブ

お笑いライブ

演劇

舞台

スポーツ観戦

オンラインイベントのメリットは?

オンラインイベントにはオフラインのイベントにないメリットがたくさんあります。集客対象の拡大や人員削減など、細かくあげると多くありますが、ここでは代表的なメリットを紹介いたします。

全国・全世界のターゲットが集客対象になる

全国・全世界のターゲットが集客対象になる

オンラインイベントは開催する場所と参加者の場所を選びません。

オンラインでイベントを開催するうえでの最大のメリットはやはりこの点になるでしょう。

 

これまでは、大規模なイベントであれば東京や大阪など大都市での開催が当たり前という概念がありましたが、オンラインイベントでは主催者・参加者ともにどこからでも開催、参加が可能です。

この点は、もっとも重要である集客にも大きく関係してきますので、内容によってはこれまでのオフラインのイベントの何倍、何十倍も来場者が増えたというオンラインイベントもたくさん生まれています。

 

参加者のデータを正確に可視化できる

参加者のデータを正確に可視化できる

参加者のリストや行動履歴をデータで取得ができるのも大きなメリットです。

これまでのオフラインで開催される展示会などのイベントでは、多くの来場者が行き来するため正確な人数や、どのPOPや資料に興味を持ってくれていたかなど正確に測ることができないケースもありました。

オンラインイベントでは来場者情報やどの動画や資料をみたかなど、行動履歴を取得することも可能になるため、参加者の正確なデータも取得可能です。

 

 

同じフォーマットで何度も開催できる

同じ内容で複数回同じイベントを開催することができるのもオンラインイベントの特徴です。

オフラインイベントでは会場の設営や場所を確保する都合があるため、複数日開催する場合は連続する日でまとめて開催するケースがほとんどでした。

オンラインイベントでは、主催側は曜日や日時は場所の都合にとらわれることはないため、自由に開催ができます。

もっとも参加者を集めやすい曜日や時間でイベントを複数回開催することはオンラインイベントでないとできないことです。

 

運営サイドは人員配置が大幅に削減できる

人員配置が大幅に削減

オフラインでのイベントは人員配置が大きな課題のひとつとなります。

規模によっては、イベント用の人員を配置することもめずらしくありません。

対して、オンラインでのイベントは当日の人員配置は最小限にすることが可能です。

注意したい点は、ネットワークや配信機材など技術的なトラブルに対応できるような人員を配置しておくことがオンラインイベントならではの人員配置になります。

 

 

 

アーカイブ配信などコンテンツを二次利用できる

アーカイブ配信などコンテンツを二次利用できる

当日のオンラインイベントの様子を編集してプロモーションの素材にしたり、アーカイブ配信などとして当日以外に視聴ができるチケットを販売することができるのも大きな特徴のひとつです。

とくに、お笑いや音楽などのオンラインイベントと相性が良く、当日のチケットと後日アーカイブの配信を期間限定で視聴することができるチケットを別に販売しているケースがとても多くなっています。

日程が合わなくて参加できなかったユーザーを取り込める点や、何度も好きなコンテンツを繰り返し視聴したいというニーズに応えることが可能となるため、主催者・参加者ともに大きなメリットを得ることができます。

 

オフラインイベントとの違い

オンラインイベントのメリットを紹介しましたが、これまでのオフラインイベントとの違いも理解しておかないと想像していた企画通りにならなかった、なんてことも。

オンラインでのデメリットともいえますが、オフライン時と違うポイントも理解しておきましょう。

 

参加者の反応

オフラインだと直接的に感じられる参加者の反応がオンラインだと感じにくくなります。

参加や離脱が自由なので会場の一体感が湧きにくかったり、参加者のリアルな反応が見にくかったりします。

ウェビナーなど登壇して話す場合は反応をみながら話を変えるなども難しくなりますので、企画内容に工夫が必要になります。

 

配信機器・ネットワークトラブル

配信機器・ネットワークトラブル

オンラインイベントでいちばん気をつけたい点は、配信機器やネットワークのトラブルです

配信機器の準備からはじまり、当日の機器の設定、配信方式、通信環境整備など、ITリテラシーが必須になります。

とくにライブ配信の場合、映像が止まる・音声が流れないといったトラブル時はお客様が離脱する可能性が高いので、トラブル時のフォロー体制は万全にしておかなければなりません。

オンラインイベント企画書の作り方

オンラインイベントを企画するためには、まず自分自身が描いているイメージを整理し、イベント準備関わる社内・社外メンバーに伝えるための企画書作成が必要です。
企画書の作成は、基本の考え方である5W1H(2H)で企画の内容をまとめましょう。

下記の要素をひとつずつまとめて企画書を作成していきます。

 

同じフォーマットで何度も開催できる

  • Why:オンラインイベント開催の目的
  • Who:オンラインイベントの集客対象
  • What:オンラインイベントのコンテンツ内容を考える
  • WhenWhere:オンラインイベントの開催日時
  • How:オンラインイベントで必要なツール
  • How much:オンラインイベントの予算を考える

 

 

オンラインイベントでは「HOW」にあたる、どのようなツールを使って配信をするかなどをしっかり考えておくことが、スムーズに開催できる大きな要素となるでしょう。

 

イベントの基本5W1H(2H)とは?|イベント企画初心者のためのポイント解説!企画書の書き方や考え方は?|

 

オンラインイベントを開催する場合の費用

オンラインイベントは配信の規模や、どんなイベントをやるかによって費用は大きく変わります。

エンタメのオンラインイベントのように大規模なものもありますが、配信用のパソコンやスマートフォンを1台用意すれば配信することも可能なので、低予算で開催できるのもオンラインイベントの良いところです。

また、どのような配信プラットフォームを使うかにもよって費用が変わります。

YouTubeなど無料で配信できるツール、web会議などで多く使われているzoom、オンラインイベント用の専用プラットフォームなど、配信ツールにかかる費用もさまざまです。
社内にノウハウがない、初めてオンラインイベントを企画す際は、外部のイベント企画会社などに相談・見積りをとってみると良いでしょう。

企画から運営までオンラインイベントをトータルプロデュース|キンコーズのイベント企画制作・運営・集客支援サービス

 

こんな企画が面白い!?オンラインイベント企画事例

ここからはオンラインを通じて企画開催された面白いイベントを紹介していきます。

 

サザンオールスターズ 特別ライブ2020「Keep Smilin’ ~皆さん、ありがとうございます!!~」

2020年夏にサザンオールスターズが開催し18万人が視聴した、エンタメライブの新常識として話題になったオンライン企画。これまで毎年横浜アリーナで開催していたライブがコロナウイルスの影響もありオンラインでライブ開催をしました。

結果、毎年満員になっていた横浜アリーナの1.2万人の10倍を超える18万人が参加することとなりました。
もちろんサザンオールスターズだからできたことですが、オンラインライブであることのメリットが最大限活かされた結果です。苦境に立たされているエンタメ業界にも大きな影響を与え、今後のオンラインによるエンタメライブの可能性を示したオンラインイベントとなりました。

参照:https://2020live625.southernallstars.jp/

 

アサヒビールホールディングス「ASAHI SUPER DRY VIRTUAL BAR」

アサヒビールが主催するスーパードライのPRオンラインイベント。
最大1000人と同時に接続してスーパードライでオンライン飲み会をしようという参加型の企画です。有名人と一緒にオンライン飲みができるとSNSなどでも話題のオンラインイベントでした。

無料でスーパードライのバーチャル背景画像を配布したり、ツイッターなどでも「#スーパードライバーチャルバーで乾杯」と共通のハッシュタグなどを利用することで、よりSNSで話題性を生みやすい仕掛けがなされています。

参照:https://sd.asahibeer.co.jp/virtualbar/newsdvb/

 

株式会社エノログ「夜空と交差する森の映画祭2021」

映画×謎解き。オンラインならではの楽しいコラボ企画のオンラインイベントです。

チケットを購入すると、プロローグのコンテンツとして事前に謎解きセットが自宅に郵送され、解き明かすことができれば当日配信される映画のタイトルがわかるという、より当日のイベントへの期待感を高めるような仕組みになっています。メインとなる映画祭のイベントも、フェス形式で楽しめるように5つの配信ブースが用意されており、タイムテーブルをもとに好きな短編映画やトークショーが楽しめる内容となっていました。

参照:http://www.forest-movie-festival.jp/

 

カフェトーク「台湾ロケ地巡り」

語学を中心に音楽やフィットネスまでオンラインで習い事ができるカフェトークが主催するオンラインイベントです。今の時代は旅もオンライン?!旅行気分満喫で楽しめる企画です。

無料で参加することができ、台湾語や中国語を学びながら台湾ドラマにでてくるロケ地旅行を一緒にめぐっている気分にもなれるオンラインイベントです。会員はアーカイブ配信のチケットの購入ができ、講師選びの参考にすることもできるイベントとなっています。

参照:https://cafetalk.com/campaign/2022/seminar/chinese/cupy/feb27/?lang=ja

               

りんくうスマイルプロジェクト「オンライン花火大会」

りんくうスマイルプロジェクトのオンライン花火大会は、地域団体・地元企業と泉佐野市と協力して開催したオンラインで楽しむ花火大会のイベント。ユーザーは手持ち花火で参加し、オンライン上で「心がひとつ」になるコロナ禍の新しい花火大会ですね。

コロナウイルスの流行により集まることなく楽しめる花火大会をオンラインで配信し、同時に各個人でもおもちゃの花火を使って一緒に楽しもうという試みは新鮮でした。配信にはYouTubeライブを使い、使いやすくだれでも見ることができるようなツールで開催しているのもポイントです。

参照:http://rinkusmile-p.com/

 

まとめ

今回はオンラインイベントについて解説させていただきました。事例では規模の大きなものから小さなものまで紹介しましたが、規模の大きさに関係なく開催していけるのがオンラインイベントの特徴でもあります。

企画の立て方、開催の方法次第ではこれまでのオフラインのイベントよりも大きな集客の結果を出すことも可能となっています。オンラインイベントの特徴を理解して、新しい形のイベントに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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