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ホーム お役立ちコラム 販促チラシを成功させる!効果的なデザイン「7つのコツ」と作り方・よくある質問まとめ

更新日:2025.05.08

販促チラシを成功させる!効果的なデザイン
「7つのコツ」と作り方・よくある質問まとめ

  • チラシ・大量印刷・大判コピー
  • デザイン制作
販促チラシを成功させる!効果的なデザイン「7つのコツ」と作り方・よくある質問まとめ

販促チラシは、商品やサービスの魅力を直接消費者に伝え、購買意欲を刺激する重要なマーケティングツールです。地域密着型の店舗から大規模なキャンペーンまで幅広く活用され、効果的なデザインと配布方法の工夫が成功の鍵となります。
本記事では、販促チラシの役割から作成のポイント、デザインのコツまで詳しく解説します。
>販促チラシのデザインから印刷まで依頼したい方はこちら

販促チラシの役割とは?

販促チラシは、消費者の購買意欲を高めるための大切なツールです。視覚的に魅力あるデザインや分かりやすい情報構成によって、商品の魅力やサービスの特徴を効果的に伝えられます。

地域密着型の店舗では、近隣住民に直接届く手段として有効であり、店舗の認知度向上にもつながります。さらに、短期間での集客を目指すセールやキャンペーンにも対応しやすく、コストパフォーマンスに優れた手法として多くの現場で重宝されているアイテムです。

販促チラシを作成する際の前提条件は3つ

販促チラシを作成する際の前提条件は3つ

次は、販促チラシを作成する際の前提条件について解説します。

  • ターゲットを明確にする
  • 情報の優先順位を決める
  • 適切な配布手段を選択する

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

①ターゲットを明確にする

販促チラシを効果的に活用するには、誰に届けたいのかどのような行動を促したいのかといった目的の明確化が欠かせません。ターゲット層の年代や性別、ライフスタイルに合わせて情報や表現を工夫すると、より高い反応を得られます。
たとえば、高齢者向けの商品であれば、文字サイズを大きくしたり、具体的な利便性を示す内容にするといった配慮が必要です。単なる情報の羅列ではなく、見る人に共感や関心を持たせる構成が成果を左右します。

②情報の優先順位を決める

販促チラシの効果を最大限に引き出すには、限られたスペースのなかで伝えるべき情報を厳選しなければなりません。健康食品や化粧品のように伝えたい要素が多い場合でも、すべてを詰め込むのではなく、ターゲットが関心を持ちやすいポイントに絞りましょう。

読みやすさと印象に残る構成を意識しながら、商品の魅力や信頼性、購入後のベネフィットが自然と伝わるような情報の整理が大切です。さらに、見る人の行動につなげる導線の設計が求められます。

③適切な配布手段を選択する

販促チラシの配布手段としては、主に以下があげられます。

  • 新聞折込
    信頼性が高く、高齢者層やファミリー層に向けて効果的ですが、若年層へのリーチは難しい傾向がある。
  • 地域メディア折込
    地域情報とともに無料で多くの人に届けられます。しかし、配布率やコストなどは地域によって異なるため、事前に専門の企業へ確認する必要があります。
  • ポスティング
    配布地域を細かく指定できるため、地域密着型の販促に適しています。
  • デジタルチラシ
    スマートフォンを活用する層への訴求力が高く、費用削減にもつながる手法です。

これらの特徴を理解し、ターゲットの属性に応じた配布手段を選ぶようにしましょう。

販促チラシの作り方

販促チラシを効果的に作成するには、最初に「誰に何を伝えたいのか」という軸を明確にすることが大切です。そのうえで、ターゲットに適した用紙サイズや視認性の高いデザインを選定しましょう。

社内に制作体制が整っている場合は、デザインから印刷まで一貫して対応可能です。しかし、経験が浅い場合は専門の制作会社に依頼すると、クオリティやスケジュール面でも安心できます。目的に応じた体制選びが成果につながります。

(参考画像:パワーポイントで作成した販促チラシデザイン)

販促に効果的なチラシをデザインする7つのコツ

次は、販促に効果的なチラシをデザインするコツについて解説します。

【コツ1】商品・価格の分かりやすさ

お客様がチラシに求めるのは、まず「商品」と「価格」

フルカラー印刷で美しい写真を載せ、高コストをかけたチラシよりも、商品名と価格が見やすい位置に赤・黒の2色インクでシンプルにまとめたチラシのほうが、かえって分かりやすい場合があります。

お客様がチラシに求めるのは、まず「商品」と「価格」です。特に食料品や日用品を扱うスーパーでは、来店前にどんな商品があるかある程度把握していることが多いでしょう。
例えば、特売品としてトマトやレタスなどの野菜を大きく掲載したい場合、美しい写真を載せるよりも「レタス98円」といった品目と価格を大きな文字で示すほうが伝わりやすくなります。商品ビジュアルを使う場合も、モノクロのイラストで十分です。

さらに、最もアピールしたい「一押し商品」を2~3点ピックアップし、他の商品より大きく掲載するレイアウトが基本です。すべての商品を均等に載せるより、「今日は○○が特に安い」というメッセージが明確に伝わりやすくなります。一押し商品に目が留まったお客様が、ついでに他の商品情報にも目を向けてくれる効果も期待できます。

【コツ2】紙面上での視線の移動を考慮する

人の視線はZ型、つまり「左上→右上→中央→左下→右下」の順に視線の位置が移動

チラシやポスターなどの掲示物をデザインする際には、紙面上での視線の移動を考慮したレイアウト(配置)にしましょう。チラシやポスターの場合、人の視線はZ型、つまり「左上→右上→中央→左下→右下」の順に視線の位置が移動していきます。

したがって、最上部には「セールの告知文」を大きく掲載するとしても、まず見てもらいたい一押し商品は、空いたスペースの左上に掲載すると良いでしょう。その次に見てほしい商品は右上、さらにその次は中央というように、お客様に見てほしい商品から順に配置すると効果的です。

【コツ3】写真を入れる

(参考元画像:キンコーズ 新商品の販促チラシ)

商品ビジュアルは非常に重要です。すべての商品に無理に写真を載せる必要はありませんが、一押し商品には写真を使うことでより説得力が増します。
現物のビジュアルがあることで「欲しい」という気持ちを引き出しやすくなり、品名や価格とともに写真を掲載すると訴求力が高まります。

【コツ4】文字や写真の位置をそろえる

販促チラシの完成度を高めるためには、視認性と読みやすさのバランスを意識したレイアウト設計が大切です。とくに、高齢層をターゲットとする場合は、小さな文字や詰め込みすぎた内容は避け、余白を活かしたゆとりあるデザインが効果的です。

写真やイラストも整然と配置すれば、情報が伝わりやすくなります。また、テキストの配置には統一感が求められ、視線の流れを妨げない左揃えを基本とすれば、読み手にストレスを与えず、自然に内容へと引き込めます。

【コツ5】フォントを統一する

販促チラシを作成する際は、全体のバランスを意識したフォント選びが大切です。本文には読みやすさを優先した書体を使い、フォントサイズも一定に保つと視認性が高まります。

一方、強調したい箇所では太さやスタイルを変えて、視線を引きつけ、情報の優先順位を明確に伝える工夫が効果的です。しかし、装飾の使いすぎは逆効果となるため、必要な箇所に限定して使用し、シンプルかつ洗練された印象を与える構成を心がけましょう。

【コツ6】商品やサービスの口コミを掲載する

販促チラシに顧客の声を取り入れると、読み手に安心感を与え、購入や来店へのハードルを下げる効果があります。実際の体験談があれば、サービスや商品への信頼感が増して、はじめて利用する方にも共感や納得を促しやすいです。
さらに、既存の利用者と似た属性の人が興味を持ちやすくなるため、新規顧客の獲得だけでなく、継続的な利用へとつなげるきっかけにもなります。

【コツ7】店舗までの地図を掲載する

店舗への来店を促すチラシを作成する際は、視覚的にわかりやすい地図の掲載が欠かせません。住所だけでは正確な位置を把握しにくいため、来店のハードルが上がってしまう可能性があります。
地図とあわせて、「駅から徒歩〇分」「〇〇交差点そば」などの案内を加えると、より具体的なイメージが湧きやすくなります。このように、はじめて訪れる人の立場で考え、迷わず到着できるような配慮を盛り込めるかが、集客効果を左右するポイントです。

>(あわせて読みたい)地図(アクセスマップ)作成のポイントを解説!店舗や結婚式の分かりやすい案内地図とは?

【デザインのプロが完全サポート】販促チラシ作成から印刷まで

キンコーズでは、販促に必要なすべての制作物を一括で対応可能です。ロゴやイラストなどのビジュアル制作はもちろん、動画コンテンツや店舗装飾まで、幅広い表現でブランドの魅力を引き出します。

特殊な形状や素材を活かしたPOPの制作や、現地調査を踏まえた空間デザインにも対応が可能。企画から印刷、発送までをワンストップで行っているため、スピーディーかつ効率的なプロモーション展開を実現します。

ポスターのメインビジュアルをチラシ・ウェブ・POPへ展開

販促チラシでよくある3つの質問

最後に、販促チラシでよくある質問について紹介します。

  • 質問1.販促チラシの効果を測定する方法は?
  • 質問2.目を引くキャッチコピーの作り方は?
  • 質問3.販促チラシの効果を上げる方法は?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問① 販促チラシの効果を測定する方法は?

チラシの効果を正確に把握するには、数値としての成果を可視化できる手法を取り入れましょう。たとえば、限定クーポンの利用状況を確認すれば、実際にどのくらいの反応があったかを判断できます。

さらに、QRコードを活用すれば、Webサイトへの誘導状況やアクセス数をリアルタイムで把握可能です。訪問数や売上の推移を過去と比較すれば、施策の影響度を検証して、次回施策の改善材料としても活用できます。

>(あわせて読みたい)チラシに印刷すると便利なQRコードとは?印刷するメリットや注意点、活用のポイントをご紹介!

質問② 目を引くキャッチコピーの作り方は?

チラシで、まず目に留まるのがキャッチコピーです。消費者の関心を引き、続きを読みたいと思わせるためには、短く端的で、魅力が瞬時に伝わる表現が求められます。

具体的な数字で信頼感を与えたり、限定性を打ち出したりして希少性をアピールするのも効果的です。また、感情に響く言葉や、リズムよく耳に残るフレーズを活用すれば、訴求力が高まります。ターゲットの心に届く言葉選びが、チラシの成否を左右するポイントになります。

>(あわせて読みたい)キャッチコピーの作り方。ポスター・チラシの効果を高めるコピーとは?

質問③ 販促チラシの効果を上げる方法は?

販促チラシの効果を最大限に引き出すためには、工夫と検証が欠かせません。たとえば、チラシに割引クーポンやプレゼント引換券などの特典を付ければ、来店や購入の動機づけがしやすくなります。

しかし、過度な特典は利益を圧迫する可能性もあるため、慎重な設計が必要です。また、チラシの反応を分析するにはABテストの実施が有効です。複数のパターンを試すと、ターゲットに響く要素が明確になり、より効果的な施策へと改善を進められます。

おわりに

今回は、個人経営のスーパーや商店でチラシを作る際に知っておきたい、チラシデザインやレイアウトのポイントをご紹介しました。でき上がったチラシを配る方法には、店頭配布や街頭配布の他、新聞への折り込みやポスティング(郵便受けへの投函)などもあります。ターゲットとするエリアのお客様に確実に見てもらえる方法を検討し、集客アップを目指しましょう。

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