“プロ”がささえるキンコーズ
経理財務部編
店頭スタッフから、経理財務の専門分野へ挑戦!
今回のプロが支えるキンコーズでご紹介するのは、経理財務部で「何かあったら和田さんに聞こう!」と頼りにされている、和田さんをご紹介します。経理の経験ゼロからスタートし、今ではチームの中心的存在として活躍する和田さんに、プロのお仕事についてお伺いしました。

出会いは「夜勤OK」の仕事から
大学卒業後、フリーランスとして活動していた和田さん。夜勤スタイルで働ける場所を探していた時に、知人の話をきっかけにキンコーズを知り、契約社員として入社しました。
実はそれまでキンコーズを使ったことがなかったという和田さん。でも、働くうちにサービスの便利さに気づき、自身もキンコーズのユーザーに。仕事だけでなく、フリーランス活動や趣味にも役立つ環境に魅力を感じ、正社員への道へ進みました。
経験ゼロからのチャレンジ
正社員となった後も、店頭スタッフとして活躍していた和田さんは、夜勤から日勤へと変わり、キンコーズでの店頭業務を一通り経験したころ、社内で人材募集を行う【ジョブポスティング】に経理財務部の文字を発見しました。
経理の経験は全くない和田さんでしたが、店頭業務を一通り覚えたことで次の新たなチャレンジを探していたところでもありました。「経理に必要なことって何だろう?」という純粋な疑問から、その情報を知るだけでも今後のためになるのではと考え、応募を決意しました。
選考では、未経験者向けにテストが実施されることに。説明を受けたその日に書店で参考書を購入し、約3週間の猛勉強。「経理に必要なこと」を知るための面接から、すでに経理への一歩が始まっていました。
テストを経て、見事に経理財務部への配属が決定!和田さんの経理財務部でのキャリアがスタートしました。

店舗出身ならではの強み
和田さんが経理財務部へ異動となったのは29歳のとき。キンコーズでは、店舗での経験を活かして、社内で新しいキャリアにチャレンジできるのが魅力のひとつです。
現在、和田さんがメインで担当している業務は、協力会社への購買に関する対応。各部署から「何にいくら、どこにいくら使ったか」を確認し、支払い対応を行っています。
キンコーズは多彩なサービスや商品があり、店舗独自でつくるサービスや、特注が必要な素材などもあります。そうした中で、店舗経験がある和田さんは「何がどこでどう使われているか」がイメージしやすく、スムーズな対応が可能です。特に最近はそれぞれの店舗がエリアの特性を考え、そのお店ならではのサービスが増えており、Tシャツプリントの対応店舗が増えたり、工場でしか扱っていなかったUVプリンターが新店の渋谷サクラステージ店に入ったりと、サービスの進化を感じています。
経理財務部にいながら店舗特長や、旬のサービスを感じられるのは、店舗勤務時代とはまた違った視点で、キンコーズ全体が見えてきて面白いようです。
こんなものまでキンコーズで!?
印象に残っている発注について聞いてみると、イベント企画や設営の案件が増えている中で、イベントで使用する機材の手配、会場の手配、そして時には出演タレントさんの手配まであるとのこと!普段は用紙や関連部材が多い中、こんなものも!?と、キンコーズの対応の幅広さに驚かされたとのことです。
特にハロウィンやクリスマスといったイベントに合わせて特殊なものが手配されることが多く、店舗時代では知らなかったキンコーズの幅広い対応力に驚きと面白さを感じています。最近では、店舗からも新しい商品が増えていることもあり、発注されたものからどんなもの商品が生まれたのか、日々キンコーズの可能性をアップデートさせながら請求対応をされています。

チームで作り上げる仕事が今も昔もたのしい
和田さんのキンコーズ人生で一番の思い出は、店頭で働いていた時期の案件対応。
一度制作を行った商品が、トラブルで再作成となり、翌日の早朝までに仕上げる必要がありました。もうすでに時間が無い中、スタッフ全員が得意分野を受け持ちながら全力で対応。たとえば、印刷の段取りが早い人、製本作業が早い人、その間に店頭接客を対応する人と、ピンチだからこそそれぞれ力を発揮し、その結果、無事に納品できたときの達成感は今でも和田さんのキンコーズ人生で一番の思い出となっています。
「トラブルの時こそ本領が発揮され、それぞれの人がどう対応していくかを見ることができる。」作業面だけではない、トラブル時の対応の冷静さ、段取り力、リーダーシップなどが見えたことも、それぞれの本質の個性が見えた気がして大変ではありながら、達成感と思い出が詰まっているようです。 異動した今でも、チームで仕事を行っているという想いは一緒で、キンコーズの仕事は一人では完結できないと感じています。店舗とは違う、コーポレート部門に異動した今でも、店舗と一緒にお客様の案件を支えている意識は変わりません。
経理財務部の「総合窓口」を意識して
経理財務部での業務の中で、和田さんは「窓口がわかりにくい」と感じた経験が。お金に関わるさまざまな対応があり、部署の中でも2チームに分かれていることから、「この内容だと誰に相談すればいいんだ?」と悩んでいる声や、実際に困っているシーンを見かけたことがありました。
そこで和田さんは、「最初の相談先として役立つ存在でありたい」と考え、心強い役割を果たしています。自身の担当でない内容であってもまずは話を聞き、その情報を適切な担当者へ伝えることで、部署内の『総合窓口』としてサポートする意識を持って取り組んでいるそうです。


勉強に励む日々
お昼休憩に和田さんをみかけると、分厚いテキストを片手に勉強をされている光景が。隙間時間は勉強に時間を使い、朝活、昼活、そして仕事終わりの夜活と、自分で勉強における毎ルールを設けて勉強を行っています。
資格の勉強には外部でサポートしてくれる先生もおり、この感謝の気持ちは合格することでしか恩返しができないと考え、恩返しの為にも勉強の日々が続いています。 元々勉強が好きというわけではなかったとのことですが、「この先生の話が面白い」「どんな教材と出会えるか」「面白いじゃん」といったタイミングや出会いが勉強における大きなきっかけとなり、ストイックに勉強を続けています。
自分の学びを広めていきたい
日々勉強に励む和田さんの目標は、自分が学んだことや、実務を通じて得た知識をまわりにも広めていくこと。
経理財務という専門的な分野にいながらも、店舗経験があるからこそ、いつも相手の立場に立って「どうしたら伝わるかな?」と考えながら説明してくれます。専門用語に頼りすぎず、かみ砕いて話してくれるので、「なるほど、そういうことか!」とすっと理解できる。そんなやり取りを通じて、お互いに協力し合える関係が自然と生まれています。
「みんなが理解して一緒に動けるようになることが、全体の成長にもつながると思うんです」と和田さん。
ひとりの成長が、チームの強さに。和田さんは、そんな橋渡し役として、社内をつなぐ大事な役割を担っています。

自身の学びが、更なる会社の進化に!
日々ストイックに勉強に励む和田さんは、社内外から更に頼られる存在になるべく、今日も経理財務の道を深く歩み続けています。
経理財務部のプロとして、今後もキンコーズのメンバーと、お客様の間でお金に関するやり取りを誠実に行い、お客様へ安心安全なキンコーズ体験を提供できるよう、支えていきます!
文・写真:広報 サステナビリティ推進部
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