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ホーム お知らせ “プロ”がささえるキンコーズ~事業推進部編~

“プロ”がささえるキンコーズ
~事業推進部編~

「システム」×「アナログ」、キンコーズらしいサービスの開拓者!

今回のプロがささえるキンコーズで紹介するのは、学術領域向けにサービスを開始した、『学会らくらくポスターサービス』通称『学ポス』の推進役、事業推進部の永岡さん。新しいサービスに挑戦した経緯や、今のお仕事への想いを語っていただきました!

事業推進部の永岡さん

ご学友の紹介からキンコーズに入社した永岡さん。元々編集などを学んでいたことから、店頭スタッフとして入社。その後は、持ち前の明るさや物怖じしない人柄から、営業職へのお誘いがあり、営業部門へ。

店頭スタッフとして接客の楽しさにやりがいを感じていたタイミングでの営業への異動となり、少し名残惜しさも感じていた中、配属先ではさらなる転機が。

当時の店長は、現在のキンコーズ社長である渡辺社長。冬には、朝から駅前で一緒に年賀状キャンペーンのティッシュ配りをしたのも、思い出深い体験でした。

営業活動する中で感じていたのが、お客様も手動・自分たちも手動。そんな案件を担当していた中で、「どうにか工数削減に持っていけないか。」と思い立ったのが、実は販促資材管理クラウド『オンデマンドMPM』の始まり。

このサービスが生まれるきっかけは、永岡さんと1社のお客様との取り組みからはじまっていました。

「初めてでとにかく大変」

その当時はまだサービスとしても試作段階だったため、印刷したい商品を画面から担当者の方が選んで注文できるシステムを、ブラッシュアップしながら開発しました。

試行錯誤の連続で、お客様にヒアリングを繰り返し、要望の中から本当に必要な機能を見出してはテストする日々。

システム対応をするのは初めてだからこそ、お客様が求めるもの全てを叶えるのではなく、要件を聞いたら課題感を正確に捉え、時には枝切りをしていくことが大切だという考えに行き着きました。また、一緒に取り組んだ社内のメンバーからも沢山の知見を得て、大きな経験値となったそうです。

事業推進部の永岡さん

「MPMから学ポスへ。」

「学ポス」サービスでは、全国で頻繁に開催されている、学術集会の一般演題と呼ばれるポスターセッションの場に掲示される、ポスターの印刷と貼り付け作業を行っています。

学会に参加される先生たちが手持ちで持ってくることが従来の形式でしたが、キンコーズの学ポスでは、学会ごとに設けられる専用Webサイトから入稿いただくことで、学会当日には、手ぶらで会場に行けるサービスです。

学会開催の前準備では、ポスター取り付けのためにゴムハンマーを持ち、朝からキンコーズのスタッフが押しピンを打ち込んでいる風景がそこにはあります。

クラウドシステムを使ってスマートにしているのに、最終的にはハンマーで取り付けるというアナログとデジタルの振り幅が、実は一番キンコーズらしくて永岡さんが大好きな部分。入社当初からこういうイズムは変わらず、「お客様の面倒を代わりにやる」、そこにキンコーズらしい魅力がありました。

永岡さんの日常は主催者に向けての学ポス導入のための営業活動ですが、展示会当日は会場で永岡さんを見かけることも。

朝早くから、永岡さん自身もゴムハンマー片手に、パーテーションへピンを打ち付けています!

学会の様子
学会準備の様子

「言葉遣いへの気遣いが重要」

たくさんの方とやり取りが発生するのも学ポス業務。

学術領域の方々とお話する中で、”語彙力”がとても重要と話す永岡さんに、語彙力を増やす秘訣をお伺いすると、実は幼いころの生活にヒントが。

幼いころ永岡さんが毎日のように通っていたのが、県立の図書館。勉強は嫌いだったけれど、本を読むのが好きだった永岡少年は、当時興味があった郷土史の本を読み漁り、小学校2年生の時にはついに貸し出しを行っていない、閉架の図書にまで読書の熱は向きました。

そこで出会ったのが、コピー機。その頃の楽しみは、大人でも読むのに一苦労するような本を借りてはページを厳選し、握りしめた10円玉でコピーし、黙々と複写して自分だけの本を手にしていました。

お子さんが出来た今、久しぶりに帰郷した際にその図書館を見て、その頃の記憶や図書館の匂いが思い返され、かなり感慨深い気持ちになったそうです。

新しく身に着けたスキルではなく、幼いころの思い出と体験が、今のお仕事に繋がっていました。

「夢は、開催地域ならではの紙を使った学会開催」

日本国内でも、北は北海道から南は沖縄まで、様々なエリアで開催されている学会。

そんな学会をメインで対応している永岡さんの夢は、その地域で作られたその地域ならではの紙を展示に使用すること。

その地域から出る、特産品や名産品などからどうしても出る廃材や端材を使い、オリジナルの紙を作ってその土地で使用する。

この取り組みは、キンコーズが金沢で行っている地産地消の紙作成や、デニムやコーヒー豆の出し殻、梅干しの種等、様々な素材を入れて作成できる混抄紙のサービスを活用したプランです。特に国際系の学会では、SDGsの色が強くなってきていることから、地産地消や資源の活用という部分で、さらに学会に対して面白いことが出来ないかと、夢が広がっています。

事業推進部の永岡さん

「繋がりが支えてくれている」

永岡さんのお仕事は、運営事務局となる方とのコミュニケーションが主ですが、そんな永岡さんを支えてくれるのは、学ポスの入稿サイトを構築してくれる頼もしいデジタル企画推進部サポートメンバー。

春や秋といった季節はとくに学会の繁忙期となり案件も重なりますが、そんな忙しい時も一丸となって専用サイト作成を進めてくれています。

そして、運営事務局さんも永岡さんの大切なパートナー。
永岡さんは「キンコーズの名前が助けてくれる」と仰っており、同じ学会でも運営事務局自体が変わることが多くあります。 永岡さんはキンコーズのブランド名が安心感につながっているとお話していましたが、それだけでない、永岡さんの人柄の良さや対応力、業界のことを知ろうとする探究心が、お客様との繋がりを作っていました。

事業推進部の永岡さん

「未来のお手伝いをしていきたい」

学会発表は、これからの未来に大きく関わる発表の場。

これからの未来に繋がる取組の中で、少しでも労力を軽減してあげたい。

取り付け現場でいろんな方にお話をお伺いすると、前日までデータを作っていた、病院勤務が終わってから作業を進めていた、などの苦労話も沢山。

悩みや苦労に寄り添う永岡さんは、今日も学ポス、そして新しいサービスの開拓者として奮闘中です。

大変だなと思っているお客様の今の悩みが、キンコーズの新しいサービスの種になっていくかもしれません!

無料ではじめられる「学ポス」サービス
学ポス

事務局運営者さま向けは必見!学会発表で使うポスターの印刷手配を効率化します。学会員様・参加者様へ入稿後のサポートをしながら発表当日の納品・掲示まで行います。
>詳しくはこちらから「学会らくらくポスターサービス(学ポス)

文・写真:広報 サステナビリティ推進部

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