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“プロ”がささえるキンコーズ
~生産管理部 SPC生産管理グループ 東京S&Dチーム編~
今回のプロがささえるキンコーズで紹介するのは、生産管理部 SPC生産管理グループ 東京S&DチームでDTP業務生産管理を担当する今泉さん。S&D(サイン&ディスプレイ)に特化したDTP(※)のプロとして、そしてサブマネージャーとして新人教育にも力を注ぐ今泉さんにお話をお伺いしました。
※DTPとは、印刷物を編集し、印刷用データを作成する作業のこと

DTPオペレーターから、インターリンクへ
今泉さんがキンコーズグループに入社したのは2006年2月。インクジェット印刷の会社であるインターリンク(キンコーズのグループ会社からのちに統合)への入社でした。それまではDTPオペレーターとして印刷会社で働いていました。
産業デザインを学ぶ学校でIllustratorを習得した今泉さん。高校時代は絵を描くのが好きでクリエイティブな道を考えていましたが、専門学校で周りの才能に圧倒され、へこんだ経験も。それでもせっかく身につけたスキルを活かしたいという思いと、Illustratorを触っているのがすごく楽しかったことから、DTPの道へ進みました。
インターリンクとの出会いは、友人がサイン系の仕事でポスターなどのデータを作っていたのを見て「面白そうだな」と思ったこと。当時は会社は小さかったものの業績が伸びていることもあり、入社を決意しました。
入社当初は、データ編集も印刷の加工もプリンター操作も全部やっていた今泉さん。仕事が増えてきて部署が分かれたのは入社から10年ほど経った頃で、印刷用のデータ作りに特化したチームへ。「それしかやってないから、本当に割と負けないぐらいの知識はありました」と語る通り、専門性を深めていきました。
2020年には、旧インターリンクのS&Dチームとキンコーズの生産管理チームが統合。。お互いの知らない技術や知識を補い合いながら、現在のチーム体制が出来上がりました。
お客さまのデータをプリンターに合わせて加工する
現在、今泉さんがメインで担当しているのは、S&Dに特化したDTP業務。生産管理部はキンコーズの製造を担う部門で、S&Dは主に大判の印刷物を担当。イベントや販促物が多いのが特徴です。
2025年4月にはサブマネージャーに就任しましたが、「忙しくて、未だにDTPの作業ばかりやってるんです」と少し苦笑い。
S&Dの生産管理では、お客さまから預かったデータには、印刷用の塗り足しやカット線の追加等、手を加えます。たとえお客さまが綺麗に作ってきたデータでも、S&D内での取り決めに沿って加工が必要になるのです。
自動カット機用のマークをつけて、切れる仕様にしたり、大判サイズのデータを分割したり。データの内容チェックも重要な仕事で、営業チームから質問が来ることも多く、1日の中でほぼほぼずっとDTP作業をしています。

「人が作るデータを信用しないで」教育に込める想い
現在、今泉さんが力を入れているのが新人教育。3人の教育を担当しています。
いつも新人さんに言っているのが「人が作るデータを信用しないで」ということ。すごい疑ってかかってほしいと伝えているそうです。
技術だけでなく、こうしたマインドも教育しています。「自分のことも疑いながらやった方がいい。大丈夫と思っても、もう1回踏み込んでみた方がミスは防げる」と今泉さんは語ります。思い込みが結構怖いからです。
実際に、お客さまのデータの間違いを見つけて伝えると「見つけてもらって助かりました」と喜ばれることが多いそう。急ぎの案件が多いキンコーズだからこそ、細やかなチェックがお客さまの安心につながっています。
最近では、生産管理部内で元々別のセクションを担当していた人を、育てることも。製品の検品担当をしてきたメンバーが、更にデータ作りまで担当出来るようになることで、今後はセクション間での助け合いも出来るようになります。
新人の成長が何よりのやりがい
新人が育って、頼りになるときが出てきたりするとすごい嬉しいと今泉さんは語ります。
教育をしていると一時的に生産性が落ちることもありますが、成長した新人が戦力になっていく姿を見られるのが喜びです。
大きい仕事を無事に終えられたときも達成感を感じるとのこと。お客さまと直接関わることは少ないものの「営業を通じてお客さまが喜んでいたという話を聞くとすごい嬉しい」と目を輝かせます。
特にテンションが上がるのは、自分の好きな媒体の仕事。イベント系の大規模な仕事が、テレビのニュースで映ったりすると、お子さんに「お母さんがこれやったんだよ!」と報告するそうです。


人を育て、チーム全体の成長を目指す
一方で、苦労もあります。生産量を上げたいものの、みんなの健康も大事。そのバランスをどう取るかが課題です。
今泉さんは「もうとにかく人を育てようと」と語ります。
会社は設備投資も積極的に行ってくれています。機械で改善できる部分は機械で対応し、人の部分はコツコツ育てていくしかない。「熟練の人が1人抜けられるだけで本当に大変なんで」と、人材の重要性を強調します。
最近は新人さんも増えてきて、みんな本当にすごい頑張ってくれているそうです。正社員になって頑張ってくれる人がどんどん増えてくることを期待しています。
過酷だったインターリンク時代、そして今
印象的なエピソードを聞くと、インターリンク時代の経験を教えてくれました。
残業時間が重なっていたころを「もうだめかと思ったし、あれはもういやだな」と振り返ります。寝たいから会社の近くに自腹でホテルを取ったこともあったそうです。その後、勤怠管理などが改善されましたが、現在もサイン系の繁忙期には残業になることも。
キンコーズに統合されてからは、サブマネ-ジャーになって今が一番きついかなとのこと。「視野ももっと広く持たなきゃいけないものの、壁に当たってる感じ」と正直な気持ちを語ってくれました。

誰にも負けないプロのこだわり
自分の強みを聞くと、「S&DのDTPの知識ですね」と即答。
「ミス率も多分結構低いと思う」と今泉さんは語ります。ポイントを押さえていて、こういうところでミスしがちだなというのに気をつけられるからです。
経験があるからこそ、チェックどころが分かっています。「誰にも負けない…DTPの領域だけですけどね」と謙遜しながらも、S&D専門のDTP知識においては自信を持っています。
プロとしてのこだわりは、よりいいものを作りたいという気持ち。中途半端なことはしたくないという信念を持っています。
このまま出したら嫌な気持ちになるかもしれないと思ったら、確認を取る。営業だけがお客さまと関わっているわけではなく、後ろで支えている自分たちも、お客さまに対してこうしよう、こうしてあげようという意識を持つことが大切だと考えています。
S&Dのことをもっと知ってほしい

どんなパートナーと仕事をしているか聞くと、真っ先に同僚のことを教えてくれました。「同僚には本当に感謝しています。みんな本当に頑張ってるし、意識もすごい高いと思う」と。
今年の4月から遅くまで残ることが多くなり、みんながどれくらい頑張っているかを目の当たりにしたそうです。受付、版下、出力、加工、検品、どのセクションもみんなすごい。「本当にこの人たちと働いてるから自分もやる気が出るっていうのはすごい大切ですよね」
最後に、意気込みを聞きました。
「データ作りは任せてもらって大丈夫です。生産管理はみんなプロだと思うんです」と力強く語る今泉さん。どんなデータでもちゃんと形にする知識を持っています。「もっともっとS&Dのことを知ってほしいし、相談もどんどんしてほしいなっていうのがメッセージですね」
S&Dはプロフェッショナルな集まりで、そんな人たちが本当に頑張っていると今泉さんは誇りを持って語ります。大判の印刷物を作りたい時には、自信を持って紹介できるチームがいる——そんな存在として、S&Dチームをもっと多くの人に知ってもらいたいという想いがあります。
専門性を極めたプロとして、そして次世代を育てる教育者として。今泉さんは今日も、お客さまの理想を形にするために、S&Dのデータ作りに向き合い続けています。
文・写真:広報 サステナビリティ推進部
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